今や小学校から英語の勉強を義務化されているわれわれは「国際競争力」の名の下に、いったい何と競うことを企図されているのか・・・。 おそらくそれは、資本という優勝劣敗ゲームのもとに目まぐるしく変転する世界市場という場において戦える人材になることを嘱望されているのではないでしょうか。 この国際市場において日本人が勝ち抜けることイコール、自国に流れ込むバックも増えるという寸法は見え透いています。しかし、そんな芸当が出来る人材は技術力と一緒にとっくに外国に流出しているか、海外の「まだ」安い人材コストをアテにして向こうに生産拠点を確立し、税金対策もしっかり行うツワモノに他なりません。 そんな切ない状況下に…