先日、上部組織が主催する次年度の新卒採用グループ面接に、面接官として足を運んだ。 来春に大学を卒業見込みの学生たち、総勢約40名。 ふと時計を見て、気が遠くなるような感覚と同時に、奇妙なノスタルジーに襲われる。 俺がこの会社に入って、今年度でちょうど20年だ。あの20年前、まさに俺自身が、あちら側の席でガチガチに緊張しながら座っていたのだから。人生、どこでどう転がるか本当に分からない。 今回は人数が膨大だったこともあり、面接の形式はシステム化されていた。事務局が用意した限られた質問を、主任面接官に指名された者が行い、俺たち他の面接官は調書を片手に、彼らの受け答え、表情、態度を観察しながら黙々と…