施術前の“観察”で、8割の原因は見抜いている。 初診で痛みの部位を聞くのは、あくまで入り口である。 本当に大切なのは、「患者さんの動き・表情・声・体のバランス」から読み取っていく。 例えば、整骨院に入ってくる歩き方。足の運び方や左右差。 ベッドに横たわるときの体の傾き、呼吸のリズム、服のシワの寄り方、立ち座りの反応を見逃さない。 それらの一つひとつが、身体からの“サイン”であり、答えをくれるヒントを教えてくれる。 問診をして、動きを見て、触れる前にほとんどのパズルは組み上がってる。 8割はその時点で「ここが原因だ」と分かっている。 それが“適当に当てている”んじゃないことである。 施術中は答え…