6月3日、山口県下関市は、市リサイクルプラザ管理棟の屋上の手摺の錆(サビ)を市職員が自力で落とそうとしてサビを飛散させ、近くにあった車両83台に付着させ計1,400万円の損害を生じさせたことを発表した。 市はこの金額を損害賠償するという。 (⇒ 毎日新聞 2024年6月4日記事:さび掃除で損害1400万円 市職員の作業で飛散、車両83台被害) これはまさに、世の人々が他山の石とすべき事案である。 何が教訓かと言って、「自力主義」の危険という教訓である。 どうやら本件では、リサイクルプラザを所管する(らしい)市環境施設課の「施設の修繕を担当する」職員らが業者に頼まず自力で除去できると判断し、電動…