諸事あって「『減税会』に伴う論考」が滞ってしまった。 期間も空いたことなので今までの(1)~(4)を軽く振り返ってみる。 (1)においては事実認識の精度を上げなければならないという話をした。特に昨今では、日本国内における「減税政策」について様々な政党が様々なアプローチで主張を始めているが、玉石混交。中には選挙民に「税の軽減」を餌に事後買収予約をしているような主張も見受けられる。そうしたプロパガンダを見抜くためには、しっかりとした事実に立脚した、論理的に整合する議論をすすめなければならない。 (2)では、そうした中で、精度の低い認識の例として、私のSNSにおける投稿への反論として上げられた慶應義…