10日の日経平均は反落して、終値は174円安の3万9646円で引けとなりました。 米国株の上昇を好感できず、寄り付きは小幅安でしたがすぐに下げ幅を3桁に広げて、場中は下値模索が続きました。200円超下げて3万9500円台に突入すると売り圧力は和らぎましたが、そこから戻すと売り直されました。前場では円高が逆風になったようでしたが、後場に入って為替が円安に振れても地合いに大きな変化はありませんでした。ただ、3万9500円は割り込まず終盤にかけては値を戻しており、3桁下落ながら後場の高値圏で取引を終えました。 明日の東京株式市場は、買いが入りやすい地合いとなりそうです。 海外動向からは売り材料は乏し…