前回に引き続き、池之端周辺を散策しています。 無縁坂と前方は岩崎庭園の塀が続きます 無縁坂 この坂は、不忍池の池之端からこの奥の東大医学部裏の鉄門に続く坂で、坂の上の無縁寺(現・講安寺)が有ったことから由来しています。明治・大正の作家の森鴎外の小説『雁』の主人公が散歩道としてよく歩いたとされています。 また、さだまさしの作詞・作曲による『無縁坂』の歌として有名です。この歌は、年老いた母に対する息子の思いを歌ったもので、不運だった自分の母親のことを大人になってから思う起こすという物語の歌です。日本テレビのドラマ『ひまわりの詩』主題歌にもなりました。 里中満智子の漫画『無縁坂』は、さだまさし(当時…