春日太一著・新潮新書 昔はどのチャンネルでも時代劇をやってました。小学生の頃夕方の再放送で、初期の東野英治郎版「水戸黄門」は結構好きでよく見ていました。年末年始は、大型時代劇をやっていましたがそれも楽しみにしてました。高校生の頃テレビ東京で正月特番「12時間超ワイドドラマ」として東映/内田吐夢監督の「宮本武蔵」五部作(武蔵役は中村錦之助)を放送、翌年、同じ枠、武蔵は同じ萬屋(中村)錦之助で巌流島決戦後の武蔵を描く「それからの武蔵」が放送されすっかり武蔵にハマりました。今でも東映版の「宮本武蔵」は武蔵映画のNo1だと思います。TVでも何度も映像化されていますが、白眉は1984年の役所広司が武蔵役…