『阿弥陀経』冒頭に隠された大いなる真意――なぜ浄土は「十万億の彼方」にあり、なぜ「舎利弗」は沈黙したのか 2026年5月22日 | 仏教思想 阿弥陀経は、お釈迦さまが最後に説いたと言われているお釈迦さまの教えの集大成のお経です。また、「自力の強い人には真意が伝わらないが、自力の果てた人にしかわからない」と言われています。その『阿弥陀経』を紐解くと、その冒頭において、お釈迦さまはいきなり弟子である長老舎利弗(しゃりほつ)に語りかけられます。 これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界あり、名づけて極楽と言う。その土に仏まします、号を阿弥陀と名づく、今現在に説法したまう。 この「十万億の彼方」という圧…