明治5年(1872年)の創業以来、鳥取・島根の山陰地方における「知のインフラ」として、地域文化を支え続けてきた株式会社今井書店グループ。その持株会社である同社の第40期(2024年11月期)の決算公告が、2025年3月28日付の官報に掲載されました。書店業界が大きな変革期にある中、山陰の文化の象徴が示す現在地と、未来に向けた挑戦を考察します。 20241130_40_今井書店グループ決算 第40期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 1,612百万円 (約16.1億円)負債合計: 1,507百万円 (約15.1億円)純資産合計: 105百万円 (約1.1億円)当期純損失: 127百万…