ルイス・フロイスの『日本史(Historia de Iapam)』を手に取ってみた。そこに綴られているのは、イエズス会宣教師が見た戦国時代だ。史料としては、かなり面白い存在なのである。 『完訳フロイス日本史』(訳/松田毅一・川崎桃太)という全12巻のシリーズが良さそうだったので、こちらを入手。とりあえずは九州の事情が載っているものからつまんでいこうか、と。まずは、こちらの巻だ。 『完訳フロイス日本史10 大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗 -大村純忠・有馬晴信篇2』である。 完訳フロイス日本史〈10〉大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗―大村純忠・有馬晴信篇(2) (中公文庫) 作者:ルイス フ…