”人は見える歴史からは学べるが、見えない歴史からは学べない”とは、「ブラック・スワン」の著者ニコラス・タレブの言葉だが、天才トレーダーで不確実性の研究者でもある。 過去の記事でも触れたが、世界的株価暴落のブラックマンデー(1987年)やドットコムバブル崩壊(2000年)、リーマンショックによる金融危機(2007年)における成功が示す様に、稀な出来事に賭け、利益を上げる手法から”カオスの帝王”と称えられ、リスクの脆弱性を研究。作家としては、予期しない稀な現象(ブラックスワン=黒い白鳥)の概念を描き、その反脆弱性を提唱する。 つまり、目に見える歴史は”白い白鳥”に過ぎず、我々は過大評価するが、見え…