こんばんは! 都内在住アラフィフ主婦のnicoです。 ひとり時間を楽しんでいます。 梓澤要著、 『阿修羅』読了。 ※奈良時代の小説一覧はこちら。 757年に起きた 藤原仲麻呂を排斥しようとして失敗した 「橘奈良麻呂の変」の首謀者、 橘奈良麻呂 (たちばなならまろ)が主人公の作品。 奈良麻呂は 左大臣・橘諸兄(もろえ)の嫡男で 母は藤原多比能(たひの)です。 母・多比能のことは よくわかっていないそうですが、 藤原不比等の娘で 聖武天皇の皇后・光明子の妹であることは 確かだそうです。 しかし、 光明子の母である県犬養橘美千代 (あがたいぬかいのたちばなのみちよ)が 多比能の生母なのか養母なのかが…