泉鏡花文学賞

泉鏡花文学賞

(読書)
いずみきょうかぶんがくしょう

1973年(昭和48年・泉鏡花生誕100年)に制定された文学賞。

選考方法
泉鏡花文学賞推薦委員(市内文学関係者等)の推薦作品および同賞推薦人(県内の文学関係者および全国の作家、文芸評論家等およそ250人)のアンケートを参考に、候補作品数編を選び、泉鏡花文学賞選考委員(五木寛之外4人)が選考(原則1作品)します。
主催者
金沢市
選考委員
五木寛之村田喜代子村松友視金井美恵子、嵐山光三郎
対象作品
毎年8月1日を基準日とし(平成20年度では平成19年8月1日〜平成20年7月31日まで)に刊行された文芸作品(小説、戯曲等、単行本に限る)で、泉鏡花の文学の世界に通ずるロマンの薫り高い作品を対象としています。

幻想性の高い作品に送られることが多く、純文学、大衆文学の枠を超えて賞を出す特徴がある。日本の文学賞のなかでも異色の賞だが、受賞作のレベルは高い。

受賞者一覧

  • 第1回昭和48 「産霊山秘録」半村良、「翔ぶ影」森内俊雄
  • 第2回昭和49 「悪夢の骨牌」中井英夫
  • 第3回昭和50 「甘い蜜の部屋」森茉莉
  • 第4回昭和51 「誘惑者」高橋たか子
  • 第5回 昭和52「怪しい来客簿」色川武大、「草の臥所」津島佑子
  • 第6回 昭和53 「海星・河童(ひとで・かっぱ)」 唐十郎
  • 第7回 昭和54 「消滅の光輪」眉村卓、「プラトン的恋愛」金井美恵子
  • 第8回 昭和55 「わが魂は輝く水なり」清水邦夫、「雪女」森万紀子
  • 第9回 昭和56 「唐草物語」澁澤龍彦、「虚人たち」筒井康隆
  • 第10回 昭和57 「抱擁」 日野啓三
  • 第11回 昭和58 「鬼どもの夜は深い」三枝和子、「光る女」小檜山博
  • 第12回 昭和59 「海峡」「八雲が殺した」 赤江瀑
  • 第13回 昭和60 「殺意の風景」 宮脇俊三
  • 第14回 昭和61 「シングル・セル」 増田みず子
  • 第15回 昭和62 「アマノン国往還記」倉橋由美子、「シュージの放浪」朝稲日出夫
  • 第16回 昭和63 「折鶴」泡坂妻夫、「ムーンライト・シャドウ」(『キッチン』所収)吉本ばなな
  • 第17回 平成元 「野分酒場」石和鷹、「深川澪通り木戸番小屋」北原亞以子
  • 第18回 平成2 「泥汽車」 日影丈吉
  • 第19回 平成3 「踊ろう、マヤ」 有爲エンジェル
  • 第20回 平成4 「駆ける少年」鷺沢萠、「彼岸先生」島田雅彦
  • 第21回 平成5 「喪服の子」 山本道子
  • 第22回 平成6 該当作品なし
  • 第23回 平成7 「夢の方位」 辻章
  • 第24回 平成8 「フルハウス」柳美里、「アニマル・ロジック」山田詠美
  • 第25回 平成9 「鎌倉のおばさん」村松友視、「嗤う伊右衛門」京極夏彦
  • 第26回 平成10 「道頓堀の雨に別れて以来なり──川柳作家・岸本水府とその時代」田辺聖子
  • 第27回 平成11 「箱の夫」吉田知子、「種村季弘のネオ・ラビリントス「幻想のエロス」ほか 」種村季弘
  • 第28回 平成12 「ヒナギクのお茶の場合」 多和田葉子
  • 第29回 平成13 「蕭々館日録」久世光彦、「幽界森娘異聞」笙野頼子
  • 第30回 平成14 「文壇」およびそれに至る文業 野坂昭如
  • 第31回 平成15 「輝く日の宮」丸谷才一、「グロテスク」桐野夏生
  • 第32回 平成16 「ブラフマンの埋葬」小川洋子
  • 第33回 平成17 「楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―」寮美千子


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