各種文芸作品に対して与えられる賞。代表的なものでは、芥川賞(純文学短編)、直木賞(大衆・中間文学)、H氏賞(現代詩)など。 発表済みの作品に対して与えられるものと、未発表作品を公募して選考するものの二種類がある。芥川賞、直木賞は前者、メフィスト賞、日本ファンタジーノベル大賞は後者。
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本屋大賞は読者目線の書店員の投票で「本当におもしろい本」が選ばれる 読書コラム 毎年4月に発表される本屋大賞は、読書好きにとっては楽しみな文学賞の1つです。毎年2月に発表される本屋大賞ノミネート10作品には、その後人気作品になる小説が多いことで知られています。そこで、今回は改めて本屋大賞の作品には、なぜおもしろい小説が多いのかをテーマにお話しさせていただきますね。 本屋大賞は読者目線の書店員の投票で「本当におもしろい本」が選ばれる 本屋大賞とは?選考は全国書店員の投票で行われる 本屋大賞とは? 本屋大賞のノミネートと選考方法 書店員が選ぶ本屋大賞はおもしろい作品が多い 本屋大賞作品が面白い理由…
吉川英治文学賞 読書の豆知識 吉川英治文学賞は、昭和の文豪 吉川英治さんにちなんだ文学賞です。そう聞いても、身近ではない文学賞なのかもしれません。そこで、吉川英治さんという作家さんと吉川英治文学賞についてまとめてみましたよ。 吉川英治文学賞 吉川英治文学賞って? 吉川英治文学賞とは? 吉川英治文学賞の対象と期間 吉川英治文学賞の特徴 吉川英治文学賞の歴代受賞作品 第41回(2007年) 宮部みゆき『名もなき毒』 第44回(2010年) 重松清『十字架』 第48回(2014年) 大沢在昌『海と月の迷路』、東野圭吾『祈りの幕が下りる時』 第56回(2022年) 京極夏彦『遠巷説百物語』、中島京子『…
グレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』(講談社、2021年)を読みました。第2回(2020年度)京都文学賞受賞作。著者は1984年、アメリカ合衆国生まれ。同志社大学大学院の国文学専攻を修了し、現在は法政大学の准教授。 この本は、日本語を母語としない作家によって書かれた青春文学だ。表題作「鴨川ランナー」は文科省の英語指導助手に採用されて、日本を訪れるアメリカ人の青年が主人公だ。 外国人から見た日本社会が描かれているのかと言えば、そうでもない。この小説で描かれているのはもっと抽象的な関係だ。自分とは異なる文化の中で過ごすとはどういうことか。自分にとって母語とは何か。 ポールはあんなに日本語がで…
昨年末、 『文芸思潮 第17回銀華文学賞』 の発表があり、お陰様で「入選」の栄誉をいただきました。ありがとうございます。副賞として、すばらしい本も頂戴し、しっかりと勉強させていただきたいと存じます。 さて、この銀華賞は40歳以上が応募条件で、それゆえ「シルバー世代=銀」なのか?? などと不謹慎なことを思いながら応募したのが、昨年2024年の4月のことでした。三次選考通過を知ったのが、昨年の9月頃? だったでしょうか。そして2024年12月の結果発表、となりました。祝勝会が今年2025年の2月2日に行われたようなのですが、お誘いの連絡を頂いたのが、その2週間くらい前のことでしたので、さすがに既に…
皆さん、こんにちは! 急に気温が上がり、一気に春の風が吹きましたね。 しかしながら来週末はまた寒くなるようなので、体調は崩さないよう気を付けましょう! さて、僕は先日の3月22日に、第23回「北区内田康夫ミステリー文学賞」の授賞式・記念イベントに参加するべく、王子にある「北とぴあさくらホール」へ行ってきました! 以前に何回か行ったことがあったのですが、コロナを機になかなか行くことができず…。なので今回は約5年ぶりの観覧となりました! 北区内田康夫ミステリー文学賞とは 参加方法 当日のプログラム 第一部:授賞式 第二部:記念イベント 来年の授賞式・記念イベントも楽しみ 北区内田康夫ミステリー文学…
こんにちは、芥川賞受賞作を読めるだけ読んでみたいホビヲです 純文学の新人作家に贈られる芥川龍之介賞。雑誌掲載の短編・中編小説が対象で、美しい文体と表現が重視される。年2回選考され、受賞は作家の登竜門となる。 これまで受賞したのは、189名。最年少は、綿矢りさ(19歳)、最年長は、黒田夏子(75歳)だ。 そんな、芥川賞の歴代の受賞作品をすべてまとめた。 芥川賞受賞作品:2020年代 172回(2024年下半期)『ゲーテはすべてを言った』鈴木結生(23歳) 172回(2024年下半期)『DTOPIA(デートピア)』安堂ホセ(30歳) 171回(2024年上半期)『サンショウウオの四十九日』朝比奈秋…
2025年1月15日に、第172回(2024年下半期)の芥川賞と直木賞の受賞発表がありました。 芥川賞には、安堂ホセ(30)の「DTOPIA」(デートピア)と 鈴木結生(23) の「ゲーテはすべてを言った」が、直木賞には、伊予原新(52) の「藍を継ぐ海」が選ばれました。 公募の文学新人賞に集まる小説は大変な数で、2024年では1万6千作品を超えました。完成度はともかく、このように毎年多くの作品の応募があることは素晴らしいことだと思います。 芥川龍之介、直木三十五、三島由紀夫、山本周五郎のビッグな名を頂く文学新人賞は公募の賞ではありませんが、一次選考から下読みを担当される予選委員さんをはじめ、…
こんにちは、なっちです! 📚 今日は思いがけない出会いから心に深く残った本を紹介させていただきます ✨ 先日、パート先の同僚から「この本、すごく良かったよ」と教えてもらった『博士の愛した数式』。 数学が苦手な私は最初、少し身構えてしまいました 💦 でも、読み始めてすぐにその心配は消え去ってしまったんです! 博士の愛した数式(新潮文庫) 作者:小川洋子 新潮社 Amazon 📖 本の概要 ・タイトル:『博士の愛した数式』・著者:小川洋子・出版:新潮文庫・ページ数:291ページ 80分しか記憶が続かない数学者である博士のもとに、新しい家政婦として私(語り手)が派遣されます 🏠 そこから始まる博士と…
第1回〜第5回の野間文芸奨励賞の受賞作一覧です。 目次 第1回(1941年) 第2回(1942年) 第3回(1943年) 第4回(1944年) 第5回(1945年) 第1回(1941年) 『会津士魂』 笹本寅 著 『従軍タイピスト』 桜田常久 著 『僕の戦場日記』 赤川武助 著 第2回(1942年) 『海底戦記』『潜艦同乗記』 山岡荘八 著 『台児荘』 棟田博 著 『龍の目の涙』 浜田廣介 著 第3回(1943年) 『庄内士族』他2作 大林清 著 『佐久良東雄』 望月茂 著 『無人島に生きる十六人』 須川邦彦 著 第4回(1944年) 『天明』 檀一雄 著 『獄中記』他2作 山手樹一郎 著 『…
日差しはすっかり秋色に変わりました。 いつの間にか暑くて寝苦しい夜から解放されていました。 みなさまいかがお過ごしでしょうか。 おかげさまで体調も少しずつ回復に向かっています。一時は手術も覚悟しましたが今のところなんとかなりそうでホッとしています。 出来る範囲でやりたいことを少しずつやってみようと、最近ショートショートストーリーを書き始めました。 400字詰め原稿用紙で10枚くらいの短い小説ですが、差し当たってある文学賞に応募してみようと思い立ちました。 ストーリーの構成を考えたり、捻りを考えたりするのが思いのほか楽しく没頭できます。 応募期限までにストーリーが書き上げられるように机に向かう時…