「文化や慣例は余所者を困らせる」(長女7ヶ月) 困ったことがあった。 ボストンで暮らしたのは、もう5年ほど前のことになる。記憶も薄れてきているし、ボストンに住んでいたのも2年程度なのだし、このブログでも何度も書いているので思い出すことがあっても重複していることもある。ただ、2年といえども、全く違う環境で育児をしたことは、日本での育児を相対的な経験として考えさせてくれる。生まれ育った地域で育児をしたのは一年だけあった。妻は僕が育った地域のちょっと荒れた感じが苦手なようだったが、僕にとっては普通に感じられた。たとえば、ベビーカーに子供を乗せて歩いているときに、すれ違いざまに暴言を吐くおじさんとが僕…