昨年末、政府が「防衛費を5年以内にGDP比2%以上」という主張を掲げ、岸田総理が2023年度から5年間の防衛費を総額約43兆円とするよう指示したことは記憶に新しい。 この報道とともに、目下国民の関心事になったのは、「その財源を増税によって賄う」という旨の政府の方針だった。 私は経済や政治、国防について全くの素人である。 そのため、日本においてどれくらいの防衛費が必要なのか、それに応じて本当に増税が必要なのかといった内容には言及しない(正確には、言及するほどの知識などない)。 この「増税」が話題になった際、私は何の気なしに財務省のサイトを訪れてみたことがあった。 税金のことといえば財務省かな、こ…