少し前に車で静岡方面に行った時遠州森の石松の墓にも立ち寄った。 石松のお墓のある大洞院 それをきっかけに、過去には名作の誉れ高き第八部だけ観ていたマキノの「次郎長三国志」*1を同行した家族と一緒に第一部からちゃんと観た。石松の金毘羅代参道中が描かれている第八部、改めて観ると有名な「寿司くいねぇ」のシーンはなく、叙情的なものだったし、他の次郎長ものにさらっと出てくる法印や大政などこういう流れで仲間になったのねと面白かった。そして通して観たらやはり第八部が一番良かった。 それと並行して町田康の次郎長もの「男の愛」も新しい巻が出ているので読んでみた。 男の愛 俺たちの家 作者:町田康 左右社* Am…