★★★★☆ あらすじ 悪行を重ねるも将軍の弟であるために公式に罰することが出来ない明石藩主を暗殺するよう、老中に依頼された旗本の男。 感想 悪逆非道をくり返す明石藩主を参勤交代中の宿場町で暗殺しようとする物語。将軍の弟だから処罰しにくいというのは分かるが、だからといって暗殺してしまおうとはなかなか大胆な発想だ。そんな大物を暗殺するのは難しそうな気がしてしまうが、参勤交代で外を出歩く機会も多いし、常に大勢に守られているわけでもないし、割とチャンスはあるのか。それに全国で250藩くらいあったので藩主も250人いるわけで、家格や規模によって皆同じではないだろうが、藩主はそこまで超大物でもないといえる…