狭山湖は、当時勝楽寺村と山口村の一部があった狭山丘陵の深い谷に7年の歳月をかけ堰堤を築き東京都の水がめとして昭和9年に完成した人造湖です。
正式には「山口貯水池」といい、総面積6,995km2、水面面積1,893km2、貯水量19,528,000立方mという広大な貯水池で、周辺は県立狭山自然公園となっており、その美しさは埼玉の自然100選にも選出されています。
春には満開の桜(そめいよしの)に多くの花見客が繰り出し、秋には夕日が葉を落とした湖畔の木々を黒く写し出し湖面を赤く染め、四季折々の美しい情景は訪れる人々を楽しませてくれます。