かき氷の練乳かけにフルーツが入っているアイスクリーム。鹿児島のセイカ食品が元祖だが、その他に、ロイヤル食品(福岡市)、マルナガ製菓(久留米)、センタンアイス(大阪)、森永製菓からも発売されている。
九州ではメジャーな存在だが、「探偵!ナイトスクープ」で取り上げられ、近年は全国的に人気。
元来は「氷白熊」と呼ばれていた。通常は「しろくま」。
かき氷の練乳かけにフルーツがいっぱい入った、鹿児島県民にとってはなつかしい味の「氷白熊」。氷白熊が出来たのは、約70年前の昭和7・8年。
鹿児島市の西田本通りにあった綿屋さんが、夏の副業としてかき氷屋を営んでおり、そこの新メニューとして登場したそうです。
氷白熊の名前は、かき氷にかけた練乳の缶に白熊印のレッテルが貼ってあったのをそのままもらったのだそうです。 この氷白熊は大変評判になり、やがて鹿児島市内中の店がこれを出すようになったということです。
セイカ食品では昭和40年代後半より、これらを参考に工場生産のカップものに仕上げ南九州で販売し、大ヒット致しました。 以来製品改良を繰り返し、現在の味にいたっております。