化学式:HNO3。強酸である。
第一次世界大戦 ぼっぱつ 第一次世界大戦 ぼっぱつ チリ硝石が輸入できない アンモニアで火薬が作れる オストワルト法とは 救世主ハーバー チリ硝石が輸入できない 第一次世界大戦中、 制海権を失ったドイツは チリ硝石の輸入ができなくなった。 そのためドイツは 食糧生産に必要なチッ素肥料を ハーバー・ボッシュ法によって まかなった。 アンモニアで火薬が作れる オストワルト法とは アンモニアNH3を 白金触媒の存在下で燃焼させて一酸化窒素NOとし、 これをさらに酸化させて 二酸化窒素NO2にしたところで 水を加えると、 硝酸HNO3ができる。 4NH3 + 5O2 → 4NO + 6H2O アンモニ…
昔々、日中共同での黒潮域の海洋観測プロジェクトが行われたころ、彼の国からの研究者が気象庁にお出でになったことを思い出しました。不肖、元・水の分析屋さんも、袁(えん)教授、劉(りゅう)技師、といった方々と、不出来な英語(どこかで書きましたが、英会話はほぼダメです)と怪しの「漢文」を操って意思疎通を図っておりました(笑)。 日本人が習う「漢文」は現代の中国語とはまったく違います。私が書き並べた文字列からどうにかして意味を拾っておられたのでしょう。英語の会話はポンコツでも読み書きはそこそこできたはずでしたが、いやはや、とんでもないご迷惑をおかけしたのであろうと、今さらながら冷や汗たらりです。 突然こ…
徒然草 第一二七段 改めて益(やく)なきことは 改めぬをよしとするなり 兼好法師は鎌倉時代の末期から建武の新政のころの人。新しい制度が作られたかと思うと、すぐに廃されて別の制度になる。そんな時代を生きていた。そしてこのように考えた。改めてもしょうがない、特に利益もないのなら、改めないのがよいとしたもの・・・至言ですね。 憲法改正、特に第九条の改正に熱心な人がいます。条文がそのままでも世界有数の「防衛力」を持ちさらに拡大しようとする。交戦中の国・地域でなければ武器を輸出して構わないと言い出す。そして、法律に依るのではなく閣議決定で次々と新しい制度を生み出す。こんなことまでできているのに、憲法を改…
塩化銅水溶液に電気を流して、炭素棒に銅を析出させる実験があります。 この実験の後、この炭素棒にくっついた銅をどうしていますか? 別のクラスで、再びこの炭素棒を使うためには、このくっついている銅を取らなければなりません。 もし、それが次の授業ならば、休み時間の10分で全部の炭素棒をきれいにする必要があります。 1本1本、紙やすりを使って銅を削り取っていたのですが、なかなか取れないしつこい銅もあるし、手は真っ黒になるしで、なかなか大変なんです。 そんな時、先輩の先生が言っていた言葉を思い出しました。 「硝酸を使うのです」 塩酸にも硫酸にも溶けない銅ですが、硝酸なら溶けます。 硝酸はちょっと扱うのが…
硝酸合成法は色々と開発されてきましたが,波に乗ることが出来たのはアンモニアを酸化するオストワルト法です. オストワルト法はどのように誕生したのでしょうか?そもそもオストワルトはどんな人なのでしょう? ファント・ホッフ(左)とオストワルト(右)今回はオストワルト本人を主人公に,オストワルト法誕生の経緯と,そのしくみを見ていきましょう.
硝酸は高い酸化力をもつユニークな酸です. 硝酸にはどのような歴史があったのでしょうか? チリ硝石 By John Sobolewski (JSS) - http://www.mindat.org/photo-548175.html, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=29139370硝酸塩である硝石や空気中の窒素から作られた硝酸製造法の歴史を見ていきましょう.
かつて投石機を開発し、また反射炉による金属製品の鋳造も可能になったTOKIO領DASH島では、次のステップとして硝石を生産してみてはいかがだろうか。時代は火砲だ。 pic.twitter.com/TczAsMlrH6— Watanabe (@nabe1975) 2021年6月20日 硝石(硝酸カリウム)は、土中の有機物や動物の排泄物に含まれる尿素、アンモニアをバクテリアが分解することで生成される。安定した硝石を得るためには、雨がかからず、植物が生えず、かつ土中の有機物が豊富という条件が必要だった。 pic.twitter.com/BdQRHVtrx9— Watanabe (@nabe1975)…