堀の内2「神明社」鎮座地の堀の内は昭和59年に、それ以前の小牧市小牧、市之久田、間々本町、曙町の一部から誕生した町のようで、堀の内1はほぼ小牧山全域、今回の掲載する神明社は堀の内2に鎮座します。 小牧山南側のこの辺りは明治の一時期、八幡前と山前の二つに分かれていたようで、鎮座地はその八幡前にあたります。 上は天保15年(1844)に編纂された尾張志付図から、小牧山周辺を拡大したもの。 神社の鎮座地は、当時元小牧として表記されています。永禄年間、信長が清州から小牧山へ居城を移した際、小牧山南側に城下町を整備し、一時は栄えたようです。 しかし、信長が岐阜城へ移るとともに城は廃城となり、城下町も徐々…