前回掲載した知多四国五十四番札所の海潮院から、番外の東光寺までは亀崎町内のメインストリートを西に進み15分ほど。通り沿いは潮干祭で巡行される山車の保管庫や情緒漂う黒壁の家屋など見られ、家々には鬼門地蔵が祀られています。そこから一歩中に入れば「せこみち」と呼ばれ、人もすれ違えるかどうかというほどの細い道が迷路のように伸び、その道地沿いには古井戸なども残っています。この「せこみち」は細い道の意味で、港町亀崎の特徴となっています。 せこみちを抜け、北側の高台に向け歩いて行くと、弘法坂と呼ばれる坂が現れます。東光寺はこの坂を上りきった右手に鎮座します。灯台のような赤い寺号標が目印です。 境内全景。伽藍…