名鉄知多新線内海駅からスタートし、内海峠を経て約3.6㌔西の小野浦海岸までやってきました。ひたむきに歩き、小野浦海水浴場のすぐ東に今回最初の札所良参寺が鎮座します。 八幡神社社頭から約10分ほどで前方に良参寺の伽藍が見えてきます。手前の方型の建物は良参寺地蔵堂。 大棟に鯱が載る山門と鐘楼。峠を越えてようやく辿り着いた札所。疲れた体を休めるように、参加者は一様にゆっくりと腰を下ろす。その表情には安堵の色が浮かび、静かな境内の空気が彼らを包み込んでいた。 山門は切妻瓦葺の木造の薬医門で「禅林山」の大きな山号額が目を引く。 良参寺境内は参道正面の本堂、右に庫裏、左に太子堂、金毘羅堂、袴腰が施された鐘…