はじめに 住宅街を散歩していると、時々「防火水そう」の標識が立っている一角を見かける。 その名の通り、敷地内にはコンクリート製の防火水槽が設置されている。 この防災スペースの広さは様々で、水槽だけがギリギリ収まっている所もあれば、水槽以外のゆとりが確保されていて、そこに防災用倉庫が置かれている所もある。 また、設置される防火水槽のタイプも様々だ。 地中に埋設されるもの、地上に置かれるもの、表面に蓋がされているもの、表面がオープンになっていて水面が見えるものなどがある。 私はまだ、地中埋設型で蓋がされているタイプしか見たことがない。ただ、その設置方法にもバリエーションがあり、私が見た限りでは大き…