はじめに このブログでは、何かをつくる過程で生まれてしまう余地や、特殊な事情でデッドスペース化している土地のことを「余ってしまった土地」と呼んでいる。(※定義についての詳細は脚注参照*1。) 余ってしまった土地のうち、交差点付近にできた三角の空き地(※隅切りではないもの)は比較的目立つので、誰しも一度は見かけたことがあるのではないだろうか。 ただ、街には目立たない場所に隠れていたり、小さな余った土地もある。 本記事では、様々な大きさの場所を紹介しつつ、それぞれの成り立ちや再利用の可能性について考えてみたい。 ① 分割された住宅地 市街地に、長い間開発されることなく放置されている空き地がある。 …