紛争の解決の場面において、加害者も被害者も、しばしば能面のような表情を持たない面倒くさがりな事務的な処理によって、ひどく非人間的で杓子定規な扱いを受けてしまう、ということだ。それも、権威性を帯びて。 さて、どうやって「我が身を守る」のか。結論としては、慎重に生きろ、ということになるだろう。救済制度をろくに知らないのに諦め絶望する必要はないが、それでも過剰に期待してはいけない。争いを避け、未然に防ぐことよりベターな方法はないのだ。 読み進めていくうちに、ドンヨリとしてくるのは、本邦におけるノブレス・オブリージュの欠落を感じるからだ。何に対して勇敢であるべきか?である。正義を貫き、弱者を守り、愛を…