1913年10月26日〜1947年1月10日 大阪府大阪市出身。 代表作は「夫婦善哉」「木の都」「可能性の文学」「六白金星」 など。 大阪文学振興会によって「織田作之助賞」(年1回公募。2003年で20回目)が主催されている。 『夫婦善哉』に登場する法善寺横丁には昭和38年(1963)に記念碑が建立されている。
カレーは我が家では1度作ると4回分はあります。 冷凍保存しながら、週に1回程度晩御飯として食べるのですが、 4回目が終わった後に微妙な量が残ります。 スパゲティにしたりもしましたが、 大阪難波の「自由軒」の「名物カレー」を思い出し、マネてみました。 itp.ne.jp ご飯とカレーを混ぜる時に、カレーパウダーと少しの塩胡椒を入れました。 真ん中に生卵を入れて出来上がり。 ウスターソースを少し加えても美味しいですよ。 予想以上に美味しくて、また作ってみようと思いました。
なんばに向かう途中で、織田作之助・女三部作で名の知れた「太左衛門橋」。 橋の東南角で歌舞伎小屋を開いた興行師・大坂太左衛門に因んで「太左衛門橋」と名付けられた橋で、架橋年数は不明なれど橋の架かる道頓堀川の北が遊郭、南が芝居小屋と有ってそれを結ぶ橋と有っては恐らく興行師の太左衛門たちが掛けた橋なんでしょうね。 木造であったため大阪大空襲で焼失した後、1958年「3径間連続の成桁」橋として架け替えられ2004年に西側、2008年東側に木造の側道橋を整備、河川敷と一体化されています。 なんばに自転車で向かうためガラガラの道頓堀を想像して来て見たんですが、若い人たちで一杯の道頓堀界隈は7~8割方人出が…
3月以来断続的に続いていた学校休校も終わり今日からやっと息子の小学校が再開。あーー、これでようやく、お昼ごはんづくりから解放される!!やっほーーー。と胸の内でガッツポーズをしていたのも束の間、、息子と入れ替わるのを待ってましたと言わんばかりに大学生の娘が帰省してきた。えーえー、またお昼ごはんを作らねばならないのかと一瞬がっかりしたものの、ここはもう、考えを百八十度変えることにした。もう、二十歳になるんだから、お昼くらい自分で何とかなるだろう。帰ってきても、オンライン授業を受ける以外はやることないんだし緊急事態宣言が解除されたばかりで大手を振って出歩くわけもまだまだいかないからどうせ家でネットか…
富田林「じないまち雛めぐり」の途中、じないまち四季物語本部の置かれた本町公園に織田作之助記念碑が建立されてます。 織田作之助と富田林は、昭和20年に長姉夫婦・竹中氏が住まいする富田林に転居、オダサクが昭和21年に喀血後東京の慈恵医大病院に入院、昭和22年に亡くなる直前まで文筆活動の場としていた処で云わば終焉の地ともいえる土地です。 記念碑には亡くなるの直前まで読売新聞に連載していた小説「土曜夫人」の自筆原稿銘が記され、未完のまま終わったこの作品が絶筆と成りました。 京都を舞台に戦後すぐの風俗が生き生きと描かれ、群雄小説とでも言うのかオダサクらしく映画脚本の様な構成の小説で、京都編が終わりタイト…
「藤原家隆卿の塚」から少し北行くと「口縄坂」。 織田作之助の「木の都」などで天王寺七坂中最も良く知られ、織田作之助の文学碑なども置かれ「大阪みどりの百選」にも選ばれてて観光地としても一番整美されている坂です。 壬生勝鬘山・浄春寺。 「浄春寺」には、日月食の観測で知られ「月のえくぼ(クレーター)を見た男」と言われる、江戸時代の天文学者・麻田剛立の墓所が有ります。 口縄坂。 天王寺七坂の一つで、七坂中最も知られ一番整美されている坂です。 口縄坂の途中、織田作之助「木の都」の文学碑。 口縄坂の途中、太閤秀吉公ゆかりの曹洞宗・珊瑚寺。 「珊瑚寺」は、太閤秀吉公の重臣・桑山修理太夫重晴が、秀吉公の武運長…
大江神社から、愛染坂、松屋町筋に出て、植村文楽軒の墓と渋谷天外の墓を見て、口縄坂から谷町筋に戻り帰りました。 途中松屋町筋辺りから土砂降りで、口縄坂でこけるわでビショ濡れに成りましたが、何時も自動車で通り過ぎるだけでのところが、立ち寄れて良かったです。 「愛染坂」上った所が、愛染さんの山門に成ります。 「愛染坂」由来。 「愛染坂」下り。 松屋町筋。 遊行寺(円成院)。角に「植村文楽軒墓所」碑。 遊行寺(円成院)。三代目文楽軒を称えた「文楽翁之碑」。 臨時に駐車場としていたらしく門扉が開いていました。「初代・植村文楽軒」の墓はこの奥に有るようですが、雨中の事で未確認です。 「三代目・坂東寿太郎」…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 町子(藤山直美)の知らせで、親子川柳大会に参加しているある親子に、事前にお題が漏れているさまを知った会場の世話役の矢木沢純子(いしだあゆみ)は、不正を指摘し、上司にくってかかる。しかし、上司は町子や純子をののしり、純子は上司を殴ってしまう。一方、徳永医院では、昭一(火野正平)の恋人と名乗る女性が、昭一の帰りを待つ。健次郎(國村隼)の説得で女性は引き取るが、後日、町子は商店街で昭一に出くわす。 NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』上巻 作者:丸山 知子,長川 千佳子 講談社 Amazon peachredrum.hateblo.jp 昨日の振り返り 控室を…
今週のエッセイ ◆『如是我聞(にょぜがもん)(四)』 1948年(昭和23年)、太宰治 39歳。 1948年(昭和23年)6月5日に脱稿。 『如是我聞(四)』は、1948年(昭和23年)7月1日発行の「新潮」第四十五年第七号に掲載された。 「如是我聞(四)」 或る雑誌の座談会の速記録を読んでいたら、志賀直哉というのが、妙に私の悪口を言っていたので、さすがにむっとなり、この雑誌の先月号の小論に、附記みたいにして、こちらも大いに口汚なく言い返してやったが、あれだけではまだ自分も言い足りないような気がしていた。いったい、あれは、何だってあんなにえばったものの言い方をしているのか。普通の小説というもの…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 徳永医院に有田(藤村俊二)が再び若い妻(今村恵子)と共に来院する。健次郎(國村隼)の診察を受ける有田の横で妻はかいがいしく世話をやくが、有田が婚姻届の手続きを済ませていないことを妻に打ち明けると妻は動揺し、財産を残すよう遺言を迫る…。また、映画館の俊平(櫻木健一)と佐和子(瀬戸カトリーヌ)との夫婦ゲンカの原因を悟った健次郎は、俊平からある誘いをかけられ町子(藤山直美)に協力を求める。 NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』上巻 作者:丸山 知子,長川 千佳子 講談社 Amazon peachredrum.hateblo.jp 昨日の振り返り 仕事部屋 封筒…
ツイート おくさわ[emoji:4C2][emoji:038] @ksnm_ovis とうらぶコラボチューハイ再販『鶴のほまれ』の賞味期限は 今月(2022.04)です!!!!!!! https://twitter.com/ksnm_ovis/status/1517869878832553985/photo/1 00:04 さなえりーの @sanaeli_t_echo ロキノンがやるロック版ヒプマイみたいなやつがバンやろを彷彿とさせて不安である 00:09 はと(´癶ω癶`) @bou_hato 紙幣みたいな三日月撮れた #刀剣乱舞無双 https://twitter.com/bou_hato…
こんにちは!今日もお疲れ様です! 更新頻度上げていきます!…って言っても、なかなかすぐには上がらないですね(笑) 今日は、そんな日々の中で読んだぜひおすすめしたい本を紹介していきます! 読んだ本は、『コーヒーと随筆』庄野雄治編。 この本、久しぶりにめちゃくちゃハマって、親にもすごい勢いで進めた本でした。 コーヒーと随筆 mille books Amazon どれくらい「久しぶりにめちゃくちゃ」かというと、記憶を辿っても一冊を親に激推ししたのって、小6のマイケル・モーパーゴ『月にハミング』以来なんですよね。 chirpspring.hatenablog.com その際は「死ぬ前に読まなきゃ後悔す…
ご覧いただきありがとうございます。 本と宴へようこそ。 管理者:宴 ところで、『あなたって、家で飼っているペットと同じ匂いがするね』と『人間失格』って…言われたら殺意がわくよね! どうも、宴です。 『人間失格』って、考えてみるとすごいタイトルですよね。筆者の太宰治さんのセンスが窺えます。そんな作家太宰治さんは一体、どんな言葉を残してきたのでしょうか。気になります。 ということで、今回の記事は『【言葉】太宰治さんの心に響く名言・格言40選|人間失格な人に捧げる生きる力』をお届けいたします。 太宰治さんの心に響く名言・格言40選 恋愛で役立つ名言・格言 学問・芸術に関する名言・格言 人間に関する名…
2021年度 織田作之助青春賞 応募作品(三次審査落ち) 遊戯場 JR新宿駅の東口を出ると、七月真昼間の東京は恨めしいほど暑かった。いくら取材でも七分袖のブラウスなど着てくるべきではなかった、私は袖のボタンを外して二つ折った。鞄の中のメモ帳とボールペンをついでに確認して、待ち合わせ場所のドトールに向かう。徒歩五分の道のりもこう暑いとつい、億劫になる。 彼女は既に窓際の席で待っていた。髪は派手に染めても巻いてもおらず、ごく普通の会社員と言われても信じてしまいそうだ。丁寧に化粧はしているようだがこちらも派手ではない。こちらに気づいた彼女は一つ手招きして、微笑した。その笑みに何かが脳裏を掠めた。誰か…
【緊急速報】Qアノン系反ワクチン団体「神真都Q」、組織的犯罪の疑いが強まり本部事務所を警視庁公安部が家宅捜索 https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1649484171組織的犯罪の疑いで公安に家宅捜索されたQアノン系反ワク団体「神真都Q」、今後も警察や公安を恐れずどんどん違法行為をしていくと宣言 https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1649500827【やばすぎ】反ワク団体「神真都Q」(やまときゅー)、週明けから全国レベルでの大規模なテロ実施をメンバーに呼びかけ htt…
間もなく、『本屋大賞』の受賞作が発表されます。 今年はどの本が選ばれるのでしょうか? 発表を目前に控えた今回の記事では、本屋大賞ノミネート作をざざっとおさらいしてみようと思います。 本屋大賞とは 過去受賞作 2022年小説部門ノミネート作 まとめ 本屋大賞とは 本屋大賞公式サイト⇒https://www.hontai.or.jp/index.html 本屋大賞は「売り場からベストセラーを作る!」という思いのもと創設された、全国の書店員さんの投票で選ばれる賞。 『売りたい』『薦めたい』『面白い』という書店員さんたち大絶賛の本なのです。 対象になるのは、一年間で出版された本。 今年度は、2020年…
子供の時分から地図とか電車の路線図とかを見て、まだ見ぬ場所についてあれやこれやと空想するのが好きだった。そんな空想旅行みたいなことをしていると、特に興味を惹かれる名前を持った場所に出会うことがあった。神戸〜大阪のあたりでは、たとえば、阪急宝塚線の「雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)」なんて、その豪華絢爛な名前を見る度に、一体ここはどんな場所なんだと興味津々だった。実際に訪れたのは、もういい年をした大人になってからだったが、上品で閑静な住宅街でちょっと拍子抜けした。 西宮の香櫨園(こうろえん)も、素敵な名前だなといつも思っていた。こちらは阪神本線の駅で、神戸からもそんなに遠くないので、けっこ…
発売されたばかりの「図書新聞」2022年3月17日号に、いよいよ連載8年目(!)に突入した「〈世界内戦〉下の文芸時評」の「第八五回 プロパガンダの包囲網から逃れ、「以後」の世界へ跳躍する道筋」が掲載されています。 今回は、ロシア政府と軍によるウクライナ侵攻を批判し、その20世紀性と21世紀性をそれぞれ論じています。 そのうえで、NATOのプロパガンダにも与しない道筋を探るべきと提唱し、以下の作品を取り上げています。 ・イリヤ・カミンスキー「オデッサで踊る」(佐峰存訳、「現代詩手帖」二〇二二年二月号)・マイケル・パーマー「ミッドナイツ」(山内功一郎訳編、同「現代詩手帖」)・イサーク・バーベリ『騎…
今週のエッセイ ◆『わが半生を語る』 1947年(昭和22年)、太宰治 38歳。 1947年(昭和22年)9月下旬に脱稿。 『わが半生を語る』は、1947年(昭和22年)11月1日発行の「小説新潮」第一巻第三号の「吾(わ)が半生を語る」欄に『文学の曠野(こうや)に』と題して発表された。この欄には、ほかに『到る処青山あり』(林芙美子)が掲載された。初出本文の末尾には、「(在文責記者)」とあり、談話筆記とみられる。発表後、太宰治の生前の刊本には収められず、没後、新潮社版「如是我聞」に『わが半生を語る』として初めて収録された。 「わが半生を語る」 生い立ちと環境 私は田舎のいわゆる金持ちと云われる家…
「このてりたま、卵入ってますかねえ」と私が問うと、だいたい私と同じくらいの間抜け面をした店員が「ないですねえ…」と呟いた。 五口ほど齧ったハンバーガーを人に見せるのには勇気が要ったが、自分の認識が世界から逸脱していなかったとわかり、私は胸を撫で下ろした。 しかしもう五口も齧ったもの、今更作り直してもらうのもどうなのか。申し訳ないというか、そんなに食べたくない。私が考えていると間抜け面は声を弾ませて「あっ、ありました!」と叫んだ。 驚いてよくよく覗き込むと、なるほど、包みの反対側に沈み込んだ卵が確認された。 私の認識は世界から逸脱していたらしい。「ありましたねえ!」と私は元気よく的外れな返答をし…
アウグステ・ヴィルヘルミーネ・フォン・ヘッセン=ダルムシュタット アレクサンダー・ファン・オラニエ=ナッサウ (1818-1848) う ハンナ・ヴァン・ビューレン ウィリアム・ウィザリング フランシス・ウィラビイ お ムハンマド・オマル か カジミェシュ (聖人) カルロス (ビアナ公) く ヨーゼフ・マルティン・クラウス クラウディア・フェリーツィタス・フォン・エスターライヒ=ティロル リュシール・グレトリ トマス・グローヴナー (第5代準男爵) け ジャン=ミシェル・ユオン・ド・ケルマデック こ エレナ・コルナロ・ピスコピア し エドマンド・シェフィールド (第2代バッキンガム=ノーマン…
前に出た大塚ひかりには『男は美人の嘘が好き :ひかりと影の平家物語』(一九九九)という著作がある。大塚は、『源氏物語』や『古事記』については鋭い議論を繰り出すが、この『平家』論はあまり鋭くない。女性論を中心としており、文庫化(二〇一二)された際には『女嫌いの平家物語』と改題された。『平家』にはあまり女の活躍がない。木曽義仲の愛妾とされる巴は、出てはくるがちらりとだけで、冒頭の祇王・祇女、仏御前のほかに、印象に残るのは小宰相くらいで、清盛の孫の通盛に恋われてその妻となり、湊川で通盛が戦死したと聞いて泣き伏し、一ノ谷で身投げして死んでしまう。 そもそも通盛の妻となる経緯が、通盛が口説いてもなびかな…