本ページはプロモーションが含まれています ――『少年』。それは実に魅惑的な響きである。 まだ大人でなく成長段階であり、声変わりは完全に終わっておらず、その体の線の細さはこの時期だけのものである。 『少年』は永遠ではない。いつか『青年』になる存在である。 そして見目麗しい『少年』を、人は『美少年』と呼ぶ。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 ついに意を決して、西尾維新先生の本をご紹介しようと思います。 わたしは中学生の頃、先生のデビュー作である『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルズ/講談社文庫)を読んでハマり、独特すぎるキャラクターと中二病心をくす…