英文表記:Nose Electric Railway Co.,Ltd.
阪急阪神ホールディングス傘下の地方鉄道。
通称:「能勢電」
阪急宝塚線の川西能勢口から分岐して妙見口駅までの妙見線 12.2km と、妙見線の山下駅から分岐して日生中央駅までの日生線 2.6km 、黒川駅〜ケーブル山上駅間の鋼索線(妙見ケーブル)0.6km、および、妙見リフトを運営する。
妙見線の川西能勢口駅〜笹部駅間は川西市。光風台駅〜妙見口駅間は豊能町。日生線の日生中央駅は猪名川町に位置している。
ローカルな感じの中小私鉄ではあるが、鉄道線においては全線日中10分間隔で運行している*1。また、平日朝夕ラッシュ時には日生中央駅−阪急梅田駅間を直通する特急「日生エクスプレス」がある。
阪急電鉄の子会社で、電車は全て阪急のお古。電車の色だけはオリジナルのものにしていたが、現在は阪急と同じマルーン一色に戻っている。
ただし、3100系だけはマルーン一色であることを除いて大幅な更新が施されている*2。
関西圏の共通乗車カードシステム「スルッとKANSAI」に加盟している*3。能勢電鉄の発行するスルッとKANSAI対応カードは「パストラルカード」という。
ちなみにPiTaPaにも対応しており、能勢電鉄としてのPiTaPaカードは阪急と共通のHANA PLUSカードとなる。
阪急の子会社だから経営良好というわけではなく、不動産開発の失敗により債務超過に陥り、現在親会社の阪急電鉄主導で再建が進められている。