今、米作り農家に同情が集まっている。 …「田んぼが広くない農家は、作っても作っても赤字だ」 …「農協に高い肥料や機械を買わされ続けてきた」等々。 狭い田んぼの持ち主は、勿論兼業農家だ。 地元の役所、企業などにちゃんと職を得て暮らしている。 だから、米作りで少々赤字になったところで路頭に迷うことはない。 大体かれらはずっと自民党支持者だった。そして地元は自民の強固な基盤となった。 なぜか?それは彼らが”持つ者”だからだ。先祖伝来の田畑や大きな屋敷を持つ者だ。 中小企業や町工場の社長たちも、昔から自民支持者だ。なぜなら”持つ者”だからだ。 ”持つ者”たちは、伝統的にみな保守主義者だ。 当たり前だが…