アラウンド90の女性お二人について書きたい。 おひとりは、女優の草笛光子さん。昨年100歳を迎えたという作家、佐藤愛子さんの「90歳 何がめでたい」という本が映画化され、その主演女優をお務めになったのだが、なんといっても、90歳というご高齢で映画の主演を務めるというのは、生半可なことではない。 あれほど美しく、かつ、かくしゃくとした90歳は、国宝ものだと思う。 そして、先日、この人の講演会を聞きに行った。 草笛さんより1つ年下のITエバンジェリスト、若宮正子さん。 彼女は、高卒後入社した三菱銀行を、その年代では珍しく、未婚のまま定年まで勤めあげている。 よく、25歳くらいで肩をたたかれなかった…