京都府の北部、美しい日本海に面した京丹後市。この地で育まれたサツマイモ「京かんしょ」と、神社の御神水を使って、京都で唯一の芋焼酎を醸す小さな焼酎蔵があります。その名は「丹後蔵」。数々の品評会で金賞を受賞するなど、その品質は専門家からも高く評価されています。しかし、今回明らかになったその決算内容は、純資産がマイナス2,200万円という「債務超過」、そして約9百万円の当期純損失という、極めて厳しい経営の現実でした。「丹後を『お酒』と『食』で元気にさせる」という熱い志と、高い評価を受ける製品。その裏側で、なぜ経営は苦境に立たされているのか。その構造的な課題と再生への道を、決算書から探ります。 今回は…