『ワインズバーグ、オハイオ』|新潮社(新潮文庫)|2024.11.15 読了 最近、海外文学ばっかり買い漁っている。これはあれだ、たぶん厨二的な何かなんだと思う。ほら、中学生までずっとJポップばっかり聴いてきたのに、急に高校になって洋楽に走るようなあの感じ。わかってもらえるだろうか。 というわけで、今回もまた海外文学でシャーウッド・アンダーソンの『ワインズバーグ、オハイオ』を紹介していくのだけれど、マーク・トウェインがアメリカ文学の父的な存在であるとしたら、ヘミングウェイやフォークナーを繋ぐのがこの作品である。つまり系譜的な作品である(いいね、なんだかこの言葉も厨二っぽい)。 あらすじ オハイ…