1997年1月7日から1997年3月18日にかけてフジテレビ系で放送されたテレビドラマ。および、その後に制作されたテレビドラマ、映画シリーズ。
「本店(警視庁)と支店(所轄)」などの独特の隠語や、作中オリジナルの宅配便会社「カエル急便」、そして警視庁のマスコットキャラであった「ピーポくん」*1の名を日本全国に知らしめた大ヒット刑事ドラマ。
名作ドラマ『太陽にほえろ!』をアンチ・ルールとして、「ニックネームでは呼ばない」「聞き込み中にテーマソングを流さない」などにみられる、従来の刑事ドラマの枠を破ったユニークな設定が多数見られる。また『機動警察パトレイバー』を意識した舞台設定(東京湾の埋立地を舞台の中心とした設定)、新世紀エヴァンゲリオンのBGMの使用なども、マニア心をくすぐる要素の1つでもある。
どちらかというと放送中は平凡な視聴率で、一般的に人気があったとは認知されていなかったが、放送終了後に人気に火がついた感がある作品。そして、のちにスペシャル編を2作品(婦警版を含めれば3作品)を経て、『踊る大捜査線 THE MOVIE』と映画となり、記録的なヒット作品となる。