1.鏡を見るたびに泣く娘──母の胸を締めつけた言葉 「もう外に出たくない。こんな顔じゃ誰にも会えない」 高校2年の春、娘がそうつぶやいた瞬間、母は胸が締めつけられました。 もともと控えめで真面目だった娘が、SNSの自撮り文化の中で「自分だけ醜い」と感じるようになり、やがて鏡を見ることも怖がるようになったのです。 登校を拒み、部屋の照明を落とし、写真アプリで何時間も“加工”に没頭。 母が心配して声をかけると「放っておいて!」と泣き叫び、物を投げることもありました。 「このままでは娘が壊れてしまう」と思いながらも、どうすればいいのか分からず、母は毎晩スマホで「醜形恐怖 娘 相談」と検索していました…