難治性うつ病

子なし専業主婦のもくです。 今度乳がんの治療の一環で、抗がん剤治療を受けます。 抗がん剤治療を受けると卵巣がダメージを受け、妊孕性(妊娠するための力)に影響があるそうで、先生から、 「卵子の凍結保存などはしなくて大丈夫ですか？」 と確認がありました。 「大丈夫です」 と答えました。 先日、治療前に96歳の父方の祖母に会いに行ったのですが、 「曾孫の顔を見せられなくてごめんね。」 と祖母に言ったところ、 「ほんまじゃ。残念じゃ。」 と言われました。 96歳の祖母。 親の決めた結婚で農家に嫁ぎ、働きながら3人の男の子の母親となりました。その子供達のうち2人は結婚を選択しませんでした。 きっと、祖母…

40歳でトリプルネガティブ乳がん・ステージIと診断されました、澄です。 ☆ 今日は花散らしの雨が降る東京。 寒の戻りが体にこたえます、澄です。 枝垂れ桜。 今年はお花見できないかと思いましたが、 見られてよかった。 ☆ 私は趣味で合気道をしているのですが、 今日が乳がん治療前の最後の稽古でした。 乳がん発覚以降、道場内で親しくさせていただいている方々には、少しずつ乳がんであることをお話ししてきました。 反応は様々ですが、皆さま心配してくださり、本当にありがたいことだなと思っています。 応援の言葉も素直にありがたく感じます。 私にとっては、乳がんはカミングアウトしやすい病気のようです。 ☆ これ…

最近の精神科の診察で、私が親に受けていた仕打ちは、虐待だということがわかりました。 「虐待」が生活の中に溶け込んでいたので、異常性がわかりませんでした。 虐待にも色々あり、 ①身体的虐待 ②性的虐待 ③心理的虐待 ④ネグレクト などがあるそうです。 私がされていたのは主に心理的虐待。 《心理的虐待は、大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視や拒否的な態度をとる、著しくきょうだい間差別をする、自尊心を傷つける言葉を繰り返し使って傷つける、子どもがドメスティック・バイオレンスを目撃する、などを指します。子どもの心を死なせてしまうような虐待、と理解すると良いと思います。》 引用元：認定NPO法人 児童虐待…

もくです。 私は現在、乳がん治療に入る前の段階にいます。 かつ、元々の既往である難治性うつ病を抱えています。 そのせいなのか、正直、日々自分や生活を保つのがギリギリだなと感じています。 ストレスという名の水が、私の壊れたガラスコップに表面張力でプルプルするくらいに溜まっており、ほんの一雫加えるだけで、嫌な、ドロドロしたものが溢れ出てしまうんです。 たまたま見つけたこの胸の小さなしこりが、そしてそれを退治することが、こんなにも影響力を持っているなんて。少し不思議な気持ちでいます。 ☆ 毒親の元、機能不全家族で育った私。 (きっと、この世の中には、もっと厳しい中で育った方もいらっしゃるでしょう。し…

40歳でトリプルネガティブ乳がん・ステージIと診断されました、澄です。 ☆ 2025年2月14日。 またも単独で転院先の病院へ。 片道1.5時間かかります。 果たして抗がん剤治療の際、通えるのか不安ですが、まあやってみよう。 11:00からの予約でしたが、 診察室に呼ばれたのは〜 13:45でした！ 待・ち・時・間・っ。 同じフロアにカフェがあったのは助かりましたが、カフェ内には番号呼び出しの電光掲示板がなかったので、テイクアウトでもぐもぐ(カフェ前の待合室は飲食可でした)。 あと、Wi-Fiが使えたのも助かりました。 13:25。やっと中待合室へ。 診察間際、緊張しながら待っていると… 番号…

今週のお題「睡眠」 ここ2ヶ月ほど、妙に眠いもくです。 日常生活に支障が出るレベルで眠いっ！ 難治性うつ病16年選手なわたし。 睡眠には苦労してきました。 以下、病歴と睡眠の歴史です。 ☆ 子供の頃：誰にも邪魔されない夜が好き。低血圧のためか、朝がとても弱かった。 発病前：寝つきが悪く、朝起きるのがすごく辛い。眠りたくない気持ちも強かった。朝なんて来なければいいと思っていた。 発病直後：3日間死んだように昏々と眠る。 発病から2〜3年：なぜか夜の間全く眠れない。睡眠薬も全く効かない。 スマホのような便利なものもなく、文字を受け付けないので、本や漫画も読めない。もちろん音楽も受け付けない。 長い…

今週のお題「大人だから」 難治性うつ病持ち子なし専業主婦のもくです。 こんな少し難あり属性の私ですが、この頃つくづく、 「大人になれてよかった」 と思うのです。 子供の頃は大変でした。 ☆ 以下、私の子供の頃のお話です。 あまり明るい内容ではありません。 人によっては読むのがお辛い方もいらっしゃるかと思いますので、ご注意ください。 毒親＆機能不全家族育ちの私。 父親による支配がとても強い家でした(ちなみに彼は発達障害者です)。 外面はよい父親です。 家庭内では彼がルールブック。 彼の知識、思考、感性。それらを全て知り、彼の思う通りに行動できないと「気ちがい」などと延々と罵られ手をあげられました…