「工業用顕微鏡」と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのは、 ニコン オリンパス ライカ といった老舗光学メーカーではないだろうか。 実際、この分野は長年、光学技術の積み重ねがものをいう世界だった。 レンズ設計、照明、撮像技術。簡単に参入できる領域ではない。 そんな中、1990年に後発参入したキーエンスが、現在では工業用デジタルマイクロスコープ分野で極めて強い存在感を持っている。 なぜなのか。 個人的には、キーエンスは単に「顕微鏡を高性能化した」のではなく、 「観察」という行為そのものを再定義した のだと思っている。 後発参入だったキーエンス 意外かもしれないが、キーエンスは元々顕微鏡メーカーで…