OPPENHEIMER Illustrated by Katharine OPPENHEIMERを観終わって既に数週間。 クリストファー・ノーランに苦しめられた数週間。悩みに悩んで、自分なりに感想を書いてみる。 観る人によって捉え方が違うだろう映画であることには間違いない。 ある人にとっては怒り。ある人にとっては歓喜。ある人にとっては悲しみ。あるひとにとっては恐怖。 日本人にとっては、特に複雑な感情が渦巻く(はず)。。。 ま、個人的な感想は末尾に書くとして。まずは、”映画”としての感想から書いてみる。 すべてのシーン、映像に覆いかぶさる「音」が、観客の脳を洗脳していく。キャラクター達の感情は、…