The Programme for International Student Assessment(学習到達度調査)の略。 OECD(経済協力開発機構)が2000年から3年ごとに行っている調査。 調査の対象となるのは、義務教育終了段階の15歳の学生。 数学的リテラシー、読解リテラシー、科学的リテラシー、問題解決能力の4領域の知識と技能について調査する。
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週末株式会社です。 ---------- 日本人の6人に1人は偏差値40以下、 5人に1人しか役所の書類を申請できない… https://bunshun.jp/より ---------- 記事によると、失業の背景には、 仕事とスキルのミスマッチある。仕事に必要な ・「読解力」 ・「数的思考力」 ・「ITスキル」 などが不足している。 中学生などが対象の PISA(学習到達度調査)に 対して、大人版はPIAAC(国際成人力調査)。 この調査によると、 (1)日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。 (2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。 (3)パソコンを使っ…
論理的思考を育てるにはどうするか。 あたらしい国語科指導法-七訂版 - 株式会社 学文社 (GAKUBUNSHA) 第5章 新しい国語科の授業実践 第1節 読書へのアニマシオン 第2節 メディア・リテラシーを育てる授業 第3節 NIEを生かした国語の授業 第4節 ディベートの授業 第5節 スピーチの授業 第6節 パブリックコミュニケーションゲーム 第7節 ICTを生かした国語の授業 第8節 PISA「読解力」 には実践が色々。 澤口 哲弥 (Tetsuya Sawaguchi) - マイポータル - researchmap の 国語科クリテイカル・リーディング指導の研究(1)―関連先行研究の検…
今回は、「PISA(Programme for International Student Assessment)ではトップクラスだけれど」というテーマで考えてみます。 世界的な教育の動向というと、よく” OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構)” で決められたことが基準で、、、みたいに語られることが多いのですが、その中でも学力を各国で比較し順位付けする「PISA」というのがあります。 (PISA:Programme for International Student Assessment) OE…
若者の表現力や文章力が乏しいと感じる今日この頃、新幹線の中で読んだWedge11月号の特集…「日本の教育が危ない」。ページを開くと、いきなり表情のない金太郎飴君たちの挿絵が飛び込んできて…。 気持ち悪いこの絵が、まさに、まさに、まさに、現代社会を表しているよう。 思い返せば中学・高校では、教科に関係なく「詰め込み式の暗記」が要求された。全員に同じように、当たり前のように、得意な教科も苦手な教科も。 英語では、ひたすら単語、文法、慣用句を(もっと、リスニングやスピーキングの機会を!) 日本史や世界史では、ひたすら年号を(文化、宗教、哲学とともに、歴史の流れを!) 数学ですら、ひたすら問題を解く定…
海外でのICT活用の状況は? 教師のICT活用の国際調査としては、「OECD国際教員指導環境調査(TALIS:Teaching and Learning International Survey)」があります。直近では、2018年に第3回調査が、OECD加盟国等48か国・地域の参加の下で実施されています、 調査結果は、日本国内の調査実施を担当している国立教育政策研究所のHPで公表されていますが、「生徒にICTを活用させることについて、頻繁に行う日本の中学校教員の割合は前回2013年調査と比べて増えているが依然として低い。」と分析されています。 www.nier.go.jp 具体の数値や各国の状…
こんにちは、ともきりママです。 前回からの続きです。 【日本とイギリスの子供たちの勉強方法】 日本とイギリスの教育システムは大きく異なっています。そのため、子供たちの勉強方法にも違いがあります。ここでは、その違いの特徴を挙げていきます。また、どちらが効果的な勉強方法であるか考察したいと思います。 【1.日本の子供たちの勉強方法の特徴】 復習と暗記が重視される:日本の教育システムでは復習と暗記が重視されています。”詰め込み教育”と呼ばれることもありますが、知識を豊富に身に付けられます。 個人的な意見よりも正解を導き出すことが重視される:日本の教育システムでは、個人的な意見や考えよりも、正解が重視…
【これぞクリティカル・シンキング?】前回の投稿の続編です。▼1つめのニュース本のPISAの調査データが2000年・2003年と古かったので、今はどうなの?と気になって調べてみました。PISAのサイトに行っても経年比較が見つからず、自分で1年ずつ報告書を見てデータを書き出したので、せっかくなのでシェアします。分析オタクの私。 結果は見てお分かりの通り、・フィンランドの読解力が1位だったのは2回のみ(2000年、2003年)・ただし、その後もフィンランドは上位を保っている・日本がフィンランドを越した年もある(2012年)・近年はアジア各国(中国・香港・シンガポール等)が躍進・エストニア・カナダも上…