【完全解剖】「京都の異端児」ローム(6963)の背水の陣。EV失速という誤算を、東芝・三菱電機との“全日本連合”で逆転できるか? 「独立独歩こそがロームの誇り。だが、誇りだけでは世界(インフラ)の荒波は越えられない。時価総額数兆円規模の『規模の経済』を、ついに彼らは選んだ」 2026年、日本の半導体業界で最もエキサイティング、かつ危うい綱渡りを演じているのが「京都の異端児」ことローム(6963)です。 「世界10位入り」という悲願を掲げ、SiC(炭化ケイ素)という次世代パワー半導体に社運を賭けて数千億円を投じてきたローム。しかし、想定以上の「EV(電気自動車)需要の急減速」という冷水を浴びせら…