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年末にノリで買った切手50枚をぜんぶ消費するまで頑張るのを辞められないWJ感想サイト

13.04.16

[] 1804. 週刊少年ジャンプ20

先週号のコメント欄でyanさんのエクセル感想書いてた」発言にマジで引いてたんです。感想テキストエディタで書かないなんて変態過ぎる。でもよく考えたら自分もEvernoteで管理してて、WJを読んでる最中もスマホでメモを取ったり、トイレ、布団、通勤中で感想を進めたり、テキストベースだけど色んな環境を使ってたなぁと改めて思い返しました。8年前の感想と比べたら便利さが違う!

イマドキの感想サイトさんは、どんな環境感想書いてるんでしょうね。

f:id:SnowSwallow:20050215074806:image 今週のWJアンケートハガキ

10ポイント配点投票方式」の結果はこちら。

f:id:SnowSwallow:20130415200035j:image

作品 id:SnowSwallow id:iolite 合算
★ W.C.フレンズ 2 2 4
★ 恋するエジソン 2 1 3
NARUTO -ナルト- 2 1 3
  SKET DANCE 2 0 2
  新米婦警キルコさん 1 1 2
  ONE PIECE 1 1 2
  ワールドトリガー 0 1 1
  ニセコイ 0 1 1
  こち亀 0 1 1
  黒子のバスケ 0 1 1

id:ioliteヤバイヤバイよ−、今週ヤバイよー」

id:SnowSwallow「出川哲朗さんのモノマネ?」

id:iolite「どのマンガも面白くて今週は10点じゃ足りないよー!」(ドン)

id:SnowSwallow平成ジャンプ黄金期やもんなー!」(ドン)

みたいな開票作業でした。『暗殺教室』『ハイキュー!!』は「もうずっと高水準」だから、今週みたく「当たり号」の時に埋もれがちです。そしてこの状況でも『恋するエジソン』がアンケの常連に君臨するという、謎のカリスマ性がすごくすごいです。

以下、本号でアンケート票を投じた作品を感想ます


昨今の読み切りは序盤で布石・伏線を仕込み、中盤で窮地に、終盤で起死回生するテンプレがあるんですよね。本作はよくある展開から脱却した意欲作でした。まるで「トーク番組」のような型破りの進行が印象的です。アイデアの素材も「グループあるある」「こんなワイルドは嫌だ」「やってみようのコーナー」「異性に引かれる暴露トーク」といったラインナップ。バラエティショーでお馴染みの光景が詰め込まれていて、それが本作のコンセプトだったのかも。

トーク番組感」が際立つもう一つの要素が、軽妙なセリフ回し。これってもう女流作家版の銀魂です。過去作よりも藍本先生人間性が表われている気がしますし、この作風のがよっぽど自然体で描けてません? 『保健室』もだけど、クリーチャーバトル路線より学園ギャグコメのが性に合ってそうなんですよね。

少年漫画の土俵で、女子中学生価値観をこうも吐露した作品ってレアですよね。女性視点リアリティを保ちつつ、本当に陰湿でダーティな部分はやんわり包んで、男性に”ギリギリ引かれる”ラインを狙ってそう。理想女の子像」に夢見る少年たちに現実を突き付け、あわよくば突き落としてますからね。脱落者は漏れなく二次元にのめりこむのです……。

ラスト女の子同士の友情を確かめてキチンと少年マンガの枠内に収束させたのは見事なお手並でした。珍妙ボディランゲージを連発する郁子ってムードメーカーなところがあるし、クールで凛々しい深雪とのペアはバランスも良く、端から見てもベストフレンドだなって思いましたもの

個性の強い登場人物でしたからWJ流行りの「キャラだけ流用して物語は別物に再構築」という線なら、連載化に最も近い作品の一本でしょう。

* 恋するエジソン渡邉築) - 第19話「サッカー

一話掲載回では初のアンケ票獲得。過去の一本モノはどれも、新キャラ解説に比重が傾きすぎて、肝心のギャグが薄味になってたんですよね。今回はシチュエーション解説も手短に、スピカ&秤の発明ありきでボケ倒し! 試しにサッカーボール支配率ならぬギャグ支配率を計測したところ……

後半は好沢と岡村が登場するだけでギャグコマものパンパンに張り詰めたギャグ回でした。今回は「ボケ」「ツッコミ」「リアクション」要員のバランスが良かったです。今までになくモブ機能し、中盤でもダレずに押し切れたのが勝因でしょう。読み切りネタを再利用だからネタが洗練されてて、周囲の反応まで気を配れたのかも。

膝カパッとか、顔面ブロックとそのツッコミとか、安定の作画コピペ流用ネタが板についてます。手抜きを持ち芸に転換するってズルイなあ。でもこれ、お笑いの天丼と掛かってるから、コピペがテクニックとして成立してて巧いよなあ。

* NARUTO -ナルト-(岸本斉史) - 第627話「サスケの答え」

繰り返しになるけど、オレの解釈だとうちは一族は「根暗だけど良いヤツら」で「説明を鵜呑みにするヤツら」ですから、柱間さんの話に影響されてコロッと方針転換しちゃうんです。難しい顔で気取りながらすごく素直。本人は狙ってないけど岸本先生は狙ってやってる、素晴らしいチャームポイントですよねこれ。最後に話した人に影響されちゃうとか、どこの鳩の人(鳥人みたくなった!)ですか。大蛇丸が文字通り丸くなった理由も示されてスッキリです。

赤髪&回復能力持ち&孤児苗字不明)の属性持ちだったカリンは、以前よりうずまき一族との予想が有力でした。このタイミングで種明かしってことは、ミナト・ナルト・カリンと役者を揃えて、渦潮の里が滅んだ理由にも言及するのかな。最近も彼らの封印術に触れる演出が目立ったし、お膳立ては整ってます

連載当初から登場してた顔岩に、歴代火影を立たせるという熱いシチュエーションが実現。さも「当初からの伏線でした!」みたく描写されて(後付けだろうけど)鳥肌が立ちました。火影&里の成立までを語ってから改めて、現代の里を見下ろす締めくくりは、シャレにならんほどキレイな着地点。最後カットはロマンだなぁ。ここだけでアンケ票を投じる価値がある!

* 黒子のバスケ藤巻忠俊) - 第209Q「できるさ!」

アンケ以外からプラスワン感想感想再開から四半期を経て、ついに『黒バス』を感想する時が!()

どんだけ我が家で需要ないんだ黒バス。きっと今週、WJ感想界隈では「赤司が二人いる秘密明かしてくれないの!?」というキレキレなツッコミが一大ブームが到来していると予想しています。(んなブームきてなかったらこれ完全に恥ずかしい人だよな///)

この過去編、最初は赤司の謎に迫る流れだったのに、蓋を開けたら青峰に終始持ってかれたという感想です。普段『黒バス』に感心の薄かったオレさえ、「今週の青峰くんはどんな良い子っぷりを発揮するかなぁ!」と楽しみでしたもの。藤巻先生的には「ずっと温存していたネタ」でしょうから、青峰ネタはしてやったりの爆釣状態でしょう。

過去編で未消化のエピソードはざっとこんな感じでしょうか。

  • 赤司征十郎は二人いる
  • 桃井が黒子に恋する
  • 黄瀬の入部
  • 赤司のオッドアイ
  • 黒子の友人のその後(今後の展開を予告した伏線?)

「赤司二人発言」はWeb上で予想ブームが起こりましたが、今は案も出尽くして落ち着いたように見受けます。当時は自分「緑間の乱視説」に頑なでしたが、過去現在で左目の色が違う(現在はオッドアイ)ので、左目の謎が「赤司二人発言」の秘密を紐解くキーポイントになるのでしょう。

今話で黒子の開花エピソードは一区切りつきました。これで過去編を閉じても違和感はないんですよね。ただ、桃井と赤司の件が残留しているのは、なんとも歯切れが悪い。おそらく次週から学年が上がって以降の過去へ続くと予想しています

シックスマンとして成熟する黒子。青峰より黒子に惹かれてく桃井。黄瀬の加入で完成する奇跡の世代。そして赤司の左目にまつわるエピソード。そうした流れが、続く過去編の中で開示されてほしいなと希望してます。虹村や黒子の旧友は、今大会の後につながるエピソード布石かなぁ。


いやしかし、8年前も外出時にはメールで感想を書き進めてたし、WJ読んでる最中は本誌にメモを書き込んでたんだった。ぜんぜん成長してない..。

13.04.11

[] 1803. 週刊少年ジャンプ19号

5代目となる「週刊少年ジャンプ感想更新チェック」の wjchk 様が開設されました。ジャンプ感想界隈は脈々と受け継がれてくのですね。こうして時代をつなぐことのも大切ですが、過去を綴って記録することも同じくらい大切です。ところで、前世代のジャンプ感想者有志がかつて集った奇跡のコラボレート同人誌『初』を読めば歴史の一片を感じ取ってていただけると思うんですテマ。

f:id:SnowSwallow:20050215074806:image 今週のWJアンケートハガキ

10ポイント配点投票方式」の結果はこちら。

f:id:SnowSwallow:20130411010058j:image

作品 id:SnowSwallow id:iolite 合算
★ 恋するエジソン 2 2 4
SKET DANCE 2 2 4
ワールドトリガー 1 1 2
  めだかボックス 2 0 2
  新米婦警キルコさん 1 0 1
  黒子のバスケ 1 0 1
  BLEACH 1 0 1
  暗殺教室 0 1 1
  ハイキュー!! 0 1 1
  食戟のソーマ 0 1 1
  ONE PIECE 0 1 1
  ニセコイ 0 1 1

『キルコ』『クロスマネジ』はものすごい勢いで死臭が漂う、今週のボッスン状態に。ここ最近WJは読後の疲労感がパないです。あまりの充実ぶりに、あとから巻末を眺めて『トリコ』の休載を知る始末。恐ろしくパワフルな雑誌です。

以下、本号でアンケート票を投じた作品を感想ます

* 恋するエジソン渡邉築) - 第17話「試験(暗記編)」 / 第18話「試験カンニング編)」

今週の二話掲載は内容・時系列が繋がっていて、本来は分割の必要がないんですよね。あえて二分した理由は「二話掲載のがアンケが伸びる」と作家側も認識したのかも、と邪推。改めて感じますが、地続きの話が分離されてると、話の切り替わりで気持がリセットするんですよ。二話目をイチから楽しめるこの感じを「ガリ効果」と命名したいです。

ヒロイン座薬とは型破りな。今週も多数を引かせて少数を惹かせるマニアックさが光ってます。「エジソンから流動食」も狂ってましたが、渡邉先生「ははっ、俺に付いてこられるかな!」感が心地よいです。でもこれ小学生女児妊娠させた尾玉なみえ先生と同じ道辿ってるよ。

「歴史を固めて」「すべて流れ出た」とフレーズで言いくるめて説明を放棄してる投げやりさも大好き。スピカが一晩中直腸で薬漬けしてた」と集約できる読後感がトチ狂ってます性的な保健体育などを固めて座薬を打てば、この発明クリムゾン入りするレベル。

スピカノーパンだった理由は絵で再理解。秤とケンカしたら尻相撲の流れはお約束なのね。先週時点で気付ける余地があったとは、信者失格でした。

二本目は、試験開始と同時に発明してる二人の割り切り方が素敵。スピカから攻勢を仕掛けたのが意外。こゆのって主人公普通専守防衛に徹するんだけどな好感度的に。カンニングマシン」「早弁マシーン」とワンパターンな発想ですが、これこそ期待していた「スピカらしい発明」の表れなのかも。

* SKET DANCE篠原健太) - 第276話「大人はつらいよ」

「スケット団はもっとチュウさん周辺の飲食物にいいかげん警戒すべき!」をヒメコが代弁してくれました。突っ込んだからには、発明トラブルも今回がやり納めなのか。

今週は服を弄ってから社二病あるある、ヒメコが翻弄され、ボッスンが老衰を迎え、若妻が老夫を見送るドラマティックなエンディングに到達。室内劇なのに見所が多すぎる。トラブルのスケールもデカイ。ワンアイデアでオチない。週刊連載の最中でこの筋を完成させてくる篠原先生は、どういうアタマの構造してんだろ...。

大人ボッスン&スイッチ腐女子好みの耽美さを纏い、奇妙なほど等身が伸びるネタ描写が、いちいちクスッときます高校生の十年後を身体的に成長させることに、そもそも無理があったんだ。社会人数年目から「フィックス」「プライオリティ」「インシデント」「見える化」「脱属人化」とかが口について抜けなくなる症状、すごく共感できます! このあたりは、脱サラ作家・篠原先生ならではの切り口でした。

大人二人にやり込まれるヒメコが初々しくて、イラつきつつも最終的には丸め込まれてるのが可愛らしい。十年後のボッスンが完全にたらしなのは、悲しいというか、頼もしいというか。この夏は「遊真と藍にもてあそばれてトリオン顔(早口でトロ顔みたく言う!)になる修」の薄い本と、「大人ボッスン×小娘ヒメコ」の薄い本が厚くなりますな!(この言い回しはお気に入りに登録されています

* ワールドトリガー葦原大介) - 第9話「木虎藍」

修を認めながらも、絶妙バランス感覚で意地を張れている藍の性格が可愛らしいです。さすが、照れ屋で素直じゃない女子の描写に定評のある葦原先生だ。藍が修を見直した裏で、遊真も藍の評価を改めています。最弱で情弱の修だけど、他の誰かを正しく導ける個性を放っていて、主人公らしさが伝わります。ここまで9話、各人の内面を丁寧に描いてきたからこそのメッセージ力なのかも。

きっと今週、WJ感想界隈から「釘パンチじゃないんだから!」と総ツッコミを受けるであろう、遊真の七重。連載三年目には五十重(読みづらい!)に到達してそう。これって『強印』の威力じゃなく遊真の筋力が七倍なんでしょうか。一方の実力派エリート迅さん(19)は、イルガー数体を爆破させずに仕留めていて、遊真との実力差がどの程度か見物です。

前回もモヤッとしましたが、19歳は若すぎませんかね。剣心くらいの年齢かと思ってましたよ。30歳前後で自分を「実力派エリート」と語っちゃうからオヤジギャグぽくて許されるのに、19歳に言わせたら自信過剰の痛い子だよね。第一話の冒頭では迅も中高生だったと気づいてメガネくんメガネくん呼ばわり!? ってなりました。

ボーダー世界の最終防衛ラインを担う、いわば地球防衛隊ってイメージを抱いていました。これが『武装連金』の錬金戦団みたく、人の目を忍ぶ組織なら若者メインでも頷けます。けど、ボーダー現代社会に融和して成立できる組織なのかな。

世界中認知されたボーダーは、それこそ国内官民の利権争いや、各国の複雑な思惑に巻き込まれて、これを若者メインで駆け引きするにはあまりに非力で非現実と思うんです。同レベルの疑問ですが、トリオン体が警察・軍隊レスキューに応用されていないのも不思議でたまりませんでした。

次回からボーダーの内情が語られる展開ですので、こうした疑念をスカッと晴らす説得材料を揃えて「本格派SF」の看板を発揮してほしいなと期待していますトリオンは未成年にしか扱えないとか「だったら仕方ないよね!」的説明で逃げるのが有効そう。

* ジェダの通学路(岩本直輝)

アンケ以外からプラスワン感想

「人里離れた村で暮らす主人公チョコボモドキに乗って街を目指す」という題材がHUNTER×HUNTER』の読み切りと丸被りです。『HUNTER』から毒気を抜いて尺を凝縮したらこうなるのか……。

21ページの短編で、こうも基本を押さえた起承転結を箱書きできるのは驚異的ですよ。個々の事象には無駄がなくて、「必要最小限の情報に絞り抜いた構成」に見えます。捻りはないけど教科書通りで、テーマメッセージは直球で伝わります岩本先生のメインターゲット(小中学生)を狙い撃ちした戦略的作品だと評価したいです。

個人的好みで言えば、『さくらん(仮)』の全体ふんわり→山場のインパクト重視(グラビア水着)、というトリッキーな作品のが好みです。でも、そゆのばっかだと読者の心根も歪んでいきますからね。企画全体のバランスを調整するような、こういう作品が一つは必要なんです。

あとオレがサンドデビルクラブなら、握り飯になんて目移りせずユリカルを食べてたね。鍋にしたい。


今週もWJ感想の一大お仕事を乗り切った……。愛娘さんが頻繁に寝返りを打ったり、「ママ」とか「イヤ」とか言うように。生後半年を過ぎてからその急成長たるやWJ主人公並です。ますます目が離せません。

13.04.02

[] 1802. 週刊少年ジャンプ18号

『春の超豪華グッズプレゼント』のラインナップに『HUNTER×HUNTER』が!

飾って楽しめる立体アイテム『メロンパンミニクッション』『レプリカぬいぐるみポーチ』や、実用性のある『めだかボックス』『黒子のトランプスピカスピーカー(!)』あたりは人気が高そう。『KAIMEI5アイドルグッズ』とかコンセプトが面白いけど、平面グッズは紙面で満足できちゃうので、ありがたみに欠けるんですよね……。

そして『ジャン文』に応募できない歯がゆさよ! ですが、今後も定期的にこのコンクールが開催されれば、ジャンプ感想者・二世の子どもたちが『ジャン文』で競い合い、戦いの末に友情が生まれるWJ的展開も期待できるのです。愛娘さんの英才教育に熱が入りますな。

f:id:SnowSwallow:20050215074806:image 今週のWJアンケートハガキ

10ポイント配点投票方式」の結果はこちら。

f:id:SnowSwallow:20130402031824j:image

作品 id:SnowSwallow id:iolite 合算
★ 恋するエジソン 2 3 5
ハイキュー!! 2 1 3
新米婦警キルコさん 2 1 3
  クロスマネジ 1 1 2
  暗殺教室 1 0 1
  めだかボックス 1 0 1
  SKET DANCE 1 0 1
  さくらん(仮) 0 1 1
  ONE PIECE 0 1 1
  銀魂 0 1 1
  HUNGRY JOKER 0 1 1

id:SnowSwallow「打ち切れるマンガが見当たらないだとッ!?

id:iolite「本当に再来したというのね……黄金時代が」

という切り出しから始まった感想会議。(だいたいあってる)

エジソン』の急落止まらず。我が家なら二話掲載だと驚異の当確率100%なのに。「渡邉先生が遠くの存在になっちゃうなぁ」「もう売れっ子作家だからファンレターの返事はもらえないなぁ」とポジティブな諦めを募らせたオレたちは何だったのか!

SnowSwallowだと『キルコさん』『エジソン』の感想率が異様に高いのに、世間様とのギャップに戸惑いを隠せません。こんな感性ずれてる人が、感想とか述べてたらちょっと問題だと思うんですよね。自分の何もかもが信じられない……。

以下、本号でアンケート票を投じた作品を感想します。

* 恋するエジソン渡邉築) - 第15話「セキュリティ」 / 第16話「ゲーセン帝王

やはり二話掲載回はボケのテンポが小気味よいですね。尺の都合でボケのコマしかないからこそ『ギャグマンガ』の役割をこなせているという。結果的に最善策なんですよ。逆に一話掲載回だと、登場人物や過去背景の説明が挟まったりして、お笑いの空気が冷めちゃうギャグマンガって「無茶な展開」「不条理な設定」「ご都合主義」なんかよりも、第一に「笑い」だなぁと、何度も学習させられます

一本目は「ハイクオリティ ソーリー」の意味不明さは早くも癖になりそう。水底からでも撮影できる例のプールが登場。今週の『暗殺教室』と合わせ技でPTAの苦情が怖い。オチは「コピー多用しすぎ」のツッコミ込みで完成品ですよ。『エジソン』はボケ主導の笑いだから編集のツッコミが鋭く感じます。以前の「制服着ろ!!」もだけど、煽りや柱のツッコミは、コミックスにそのまま収録した方が絶対面白いと思うんですよね−。

二本目のゲームパンツのみならず「霊的」の要素も一切なし! しかも内容はファイナルファイト寄りだ。お肉はともかく、自分の顔も食べてたんだアレ。この二本目って、総じて渡邉先生が「スピカにコスプレさせたい!」「スピカノーパンアクションさせたい!」というスケベこじらせておかしくなった話なんだなと自分なりに消化して楽しめました。

キャラを続々投入する一方、その影でモブ化してる寮生メンバにも光を! 未だ彼らのフルネームや学年が不明確でスッキリしません。各寮生をゲストに迎え、スピカがボケて寮長が仕切って一話ずつ回してく、そんな地に足の着いた定番の回を読んでみたいものです。

* ハイキュー!!(古館春一) - 第55話「”俺のベスト”と”お前のベスト”」

セッターポジション争いは、部活動を描く上での「影の要素」で、どちらかといえばネガティブイメージ競争劇なんですよね。事実「より実力に長けた」影山が選ばれ、ここまで先輩は苦汁を舐めてきたわけです。ですが今話で一転、ここまでの布石が活きて、「二人のセッターが烏野を支える」前向きな結束へと昇華されました。「二人なら及川に並べる 二人なら及川を越せる」ですね。

ハイキューって「アンチ個人技」主義だから、個人技は一時的に活躍しても長期的には打破されます。その一環で影山の王様プレイも破れました。及川の個人技要素も、次の第2Qで烏野の「協力技」「連携技」に破られるフラグは立ったように感じます。ただまあ、及川のサービスエースは攻略できても、セッターとしての及川攻略できるかが、青城戦で最大の課題であり、見所でしょう。

バレーにおいてセッターは、「チームの主軸」といえるほど重要役割だとは、恥ずかしながら本作で初めて知りました。加えてハイキューは「協力技」「連携技」で活躍する作品ですから、毛色のちがうセッターが二人いれば、組み合わせ二倍! 必殺技も二倍! 古館先生はここまで計算尽くだったんだなあと、改めて感心させられます

キャラの組み合わせ次第で戦い方の特性が変化するのって、いかにも友情劇ですよね。スポーツ色と相まって爽やかで素敵です。

* 新米婦警キルコさん(平方昌宏) - 第18話「ゲス決断!!」

敵味方の主要人物が同人数ってことで、個々にバトル展開でも繰り広げるんでしょうか。残り話数的にも、そのくらいやれる余裕はありそうですが、対戦オーダーが読めません。なんの根拠もなく予想すると、こんな感じかなぁ……? 前に感想会議で喋ったけどライくんを敵に回すのは心が痛くて生きづらい。

署長の「現役なら一人で挑んでた」ニュアンスは、大きく出ましたね。これって、前々回に「あの辺境でファントム部隊が 5 人もカチ合うのか」と言及されましたけど、残る二人がライ・メイと見せかけてジンと署長では? という線も残りましたね。ファントム・署長・ジンにただならぬ因縁があったりして、いつもの過去回想に突入して、キルコ両親の秘密なんかも明かされたりして。ないかー。期待薄かー。

第一話からこっち、安錠と両さんゲス警官」被りになってて、感想会議でも「こち亀だったらこういうオチだった」とか冗談で話してたんです。その安錠も今や親心(≒先輩風邪、とかうまいこと言いたい)が芽生え、(両さんと違って)心の成長を遂げたのですね。『ダイ大』のポップとはひと味違う、ゲスが更正したってだけですけど。実は平方先生ご自身が一番ビックリされてたりして...。いやいや平方先生ならここまで計画通りなんだろなぁ!(信者目線

アンケ以外からプラスワン感想

マイクロビキニのグラビアボディで山場を作るとは、まさに捨て身の作戦。結果ヒロインエロス勝ちという、悔しいけど尺を加味したらこれ岩代先生の作戦勝ちですよね。ミリカ「こんなやり方になっちゃってごめん」は岩代先生の心の叫びだ。

31or47ページの規模を期待していたら、まさかの通常連載サイズでした。「起承」あたりを読んでたつもりで「転」が過ぎ去っていた!? そんな読後感です。ストーリーメッセージ性よか「雰囲気」重視ですし、内容の薄さは否めません。なんですが、すぐさま二度読みさせられる謎の魅力が潜在してます。……あ、これ水着のせいか。乳首と局部をむしろアピールしてる感もあるアブない水着のせいなのか!

岩代先生といえば「センスが芋っぽい」というイメージが心に刻まれています。本作も、宇宙人の着ぐるみや置物のデザインから岩代先生らしさが滲み出ていて安心しました。しっかしこ主人公、よく考えたら何の努力もなく流されるまま巨乳JKゲットなんですよね絶許。


巻末コメントの作者自画像、岩代先生が加わり「鳥キャラ」が三名に。属性にはたまらん光景です!