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うたかたの空夢 Twitter

2016-02-28 けして折れない意志を心に持ってる

arachnoid

| 15:17 | arachnoidを含むブックマーク

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psycho氏のGUMI曲。「arachnoid」 とは 「蜘蛛の巣状の〜」という意味。検索してたどり着いて初めて知った曲だけどめっちゃカッコよくていい!

やっぱ、こういう曲にGUMIの声質は合ってる。

『蜘蛛の巣 〜SPIDER’S WEB 〜』

| 15:17 | 『蜘蛛の巣 〜SPIDER’S WEB 〜』を含むブックマーク

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両国のAir studioで劇団空感演人プロデュースの舞台『蜘蛛の巣〜SPIDER'S WEB』を2月20から22日の3日連続で観てきました。

私がイチ推ししている山下聖良ちゃんがトリプルキャストのA班に出演していました。

原作はアガサ・クリスティーの戯曲で、一部に変更やカットがありますね。例えばサラ・バーチ判事は原作だとヒューゴー・バーチという男性だったり、クラリサが煙草を吸ってたり。セリフもあちこち削られてる。

物語の舞台は外務省役人の邸宅。そこで主人ヘンリーと離婚した元妻の再婚相手オリバーの死体が発見される。死体を発見した後妻のクラリサはある理由から事件との関係を隠蔽する事に。知人たちを説得して死体を運ぼうとした矢先、殺人事件通報を受けた警察がやってくる…という話。

殺人事件を中心にしたミステリーではあるのですが、第3幕までは誰が真犯人なのか?、その動機は?など深く追求される流れにはなりません。第1幕では事件自体を無かった事にしようとしますし、第2幕では事件への関与を否定して警部の事情聴取をかわしていく様子が中心になります。

そのため、証拠隠しのドタバタと警部との間の駆け引き的会話劇が、時にはコミカルな味付けもされていて、各キャラの発言がそれぞれに影響を与えて二転三転して連鎖していく様子がとても面白い作品でした。まさにラストでクラリサが引用するウォルター・スコットの詩から引っ張ってこられた『蜘蛛の巣』というタイトルがピッタリな展開でした。

初見の時は第3幕であるキャラがある行動を取るまで真犯人はわからず、別のキャラが犯人だと思っていました。けれど真相がわかった上で2度目に観た時には、もう序盤から真犯人が怪しい行動や反応を見せてるのがわかりましたね。そのあたりの緻密な伏線や小道具の配置は流石クリスティーです。2時間近い上演時間を短く感じさせてくれるほど、中だるみもせず、どの場面も楽しく観る事ができた作品でした。


聖良ちゃんの演じたのはクラリサ。ポジション的には主役と言っても良いと思います。頭の回転が速く、想像力豊かで、いたずらっぽい性格で。でもしっかりしていて、前妻の娘ピパへの優しさにあふれていて、とても魅力的なキャラでした。

そして圧巻だったのがクラリサのセリフ量。多くの場面で畳み掛ける様にセリフを発し、物語の流れをどんどん変えていく影響力。この舞台の中でのクラリサというキャラの魅力は(私のひいき目があるのを差し引いても)結構な比重があったのではないかと思います。

少し気になったのはセリフが早口気味になっていたので、そこをその時の状況で緩急が付けられていたらとは思いました。でも、前述した様にセリフ量が多いので、勢いとリズムが損なわれるともしかしたらセリフを続けるのが難しくなっちゃうのかもしれないですね。この辺りはシーンごとに撮影できる映像と、全て通しで一発演技の舞台との違いなのかもしれません。

聖良ちゃんの舞台を観るのは昨年の『雪の女王』以来ですが、その間に事務所のレッスンで女優として一段と成長したのを感じました。特に今回は出番もセリフも多く、純粋に演技力が必要な役だったので一層その事を感じる事ができたのだと思います。他のキャラを翻弄したり、ピパに対する思いやりやヘンリーに対する愛情。オリバーに対する毅然とした態度。事件に動揺した時。警部を翻弄する時。真面目な時。「もしも」に浸っている時。そういった場面場面での役作りがしっかりと出来ていて表情も多彩でした。これだけセリフや出番が多ければ精神的重圧も大きいでしょうに、それをやり切ったのは流石です。あらかじめセリフは入れていたでしょうが、実際の稽古が10日ほどだったそうで。その短期間でここまで仕上げるのは本当に大変だったでしょうし、大きな経験にもなった事と思います。


劇団ドリクラをきっかけに聖良ちゃんと出会ってから1年半ほど。どんどんその魅力に引き寄せられて、今では一番期待していて応援していきたい女優さんです。

他の劇ドリのキャストさんたちも今がんばっていて、メディアに名前が出てきたり大きなお仕事をつかんだりけっこう知名度が上がってきている人が何人もいるのですけど、そんな中で聖良ちゃんは着々と土台を作っていて。

今回の観劇の時に劇場ロビーで「主役って聖良って子?知らなーい」って会話を実際に耳にしていますが、その一方で聖良ちゃんの事を「初めて観たけど良かった」って感想をツイートで見かけたりもしました。チケットの集客や面会は私みたいに必ず足を運ぶファンや知り合い主流なのかもしれませんが、でも確実に少しずつでも広く評価はされてきていると思うのです。

1つ公演を観るたびに以前より良くなっているところが感じられて、今回も良かったと思えて、次も観たいと思わせてくれて。

舞台というのはその作品の脚本や演出に感想が引っ張られていくのだと思いますし、この「蜘蛛の巣」もそこは重要でしたが、山下聖良という若手女優のポテンシャルを引き出してくれたこの作品に出会えて、そしてこの難しい役に挑戦してやり遂げた聖良ちゃんは本当に素晴らしかったと思います。

千秋楽の翌日からまた事務所のレッスンに参加しているとの事ですし、まだまだこれからも経験値を積んで成長していくのだと思います。それを楽しみにできる事はファンとしてとても幸せです。ありがとうございます。


今回、ピュア紳士仲間で有志を集ってスタンド花を贈らせていただきました。

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2015-10-13 遠く離れても いつの日か輝く事

ひまわり

| 18:13 | ひまわりを含むブックマーク

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てぃあらさんのGUMI曲。遠くに離れた人への想いを込めた素敵な曲。

GUMIの声質、爽やかな曲調、綺麗で耳心地の良い曲ですね。

てぃあらさんはアーケードの「Project DIVA」にも曲が採用されてるボカロPさんです。

「雪の女王−あなたに伝えたい−」

| 18:13 | 「雪の女王−あなたに伝えたい−」を含むブックマーク

このブログではまだ触れる機会がありませんでしたが、劇団ドリームクラブの2代目アイリ役の藍乃聖良ちゃん(今年の春に劇ドリから卒業しています)が今年に入ってから劇団ひまわりに所属する事になり、芸名を本名の「山下聖良」に戻して活動を続けています。

9月の22、23、27日に、その聖良ちゃんの劇団ひまわりでの初の大きなお仕事とも言えるミュージカル公演「雪の女王−あなたに伝えたい−」を観てきました。公演の各地ごとに出演者も別で、さらに東京公演でもトリプルキャストになっていて、聖良ちゃんは東京B班での3公演での出演でした。3公演で合計6時間ほどではありますが、それこそ氷雪の下で春を待つふきのとうの様に、本番に備えて稽古を続けてきた聖良ちゃんの想いがたくさん込められた舞台でした。

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この作品はアンデルセンの作品を原作と表記してますが、実際にはほとんど関係ないですね。もちろん雪の女王は両方にいますが、女王は原作の方ではむしろ空気でほとんど登場しないですし。雪の女王が誰かを連れ去り、残された者がそれを取り戻しに行く。そういうアウトラインだけ共通という感じですね。この舞台版だとRPG的な味付けもされている印象も受けました。

ただ、ストーリー的には勢いで流している展開もいくつか感じられ、3回観てもどうしてそういう事になるのか理解できない場面もありました。それでも、断片的にキーワードはちりばめられていて、ある程度は物語の隠れている部分を想像する余地はあります。そういうのを意図して書かれた脚本とも思えませんが、ガチガチに構築した割りには破綻するよりは、観る側の感性に委ねるというのもありかもしれません。設定の説明を延々とする作風ではないですから。


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聖良ちゃんの役はカレンという少女。妹のアンナと仲の良い姉妹で、そのアンナが雪の強い日に行方がわからなくなって。幼なじみのフランツと一緒に彼女を探している中、盗賊たちに襲われたり、そこをラップランドの領主の息子一行に救われ、彼らと一緒に雪の女王の居城を目指す。そういう流れです。

ポスターやパンフ、あるいは物販での比率などから見ても男性出演者たちが前面に出されていて。その事からもこの作品の主役は領主の息子のクリスなのだろうとは思います。雪の女王の送り込んだ「影」と戦うのは彼らでしたし、クライマックスでもクリスがとても重要な役割を担います。

しかし、聖良ちゃん演じるカレンも人間の中では妖精と通じ合う事のできる唯一のキャラで、それが状況を先に進めるきっかけとなり、アンナへの想いやクリスたちとの交流などの描写もよく描かれていて、感覚としては全体の6割くらいの場面では舞台上にいたのではないかと思います。もう1人の主役でしたよね。これは実際に観劇した人の多くが感じた事だと思います。

最初に出演発表された時はまさかここまで大きな役だとは思っていなくて、聖良ちゃんは出番も多くはない大勢いるキャラの1人なんだろうと受け取ってました。それがチラシの真ん中に聖良ちゃんの顔写真が来て、これはもしかしたらと期待していたら…配役が発表されたら思いっきりメインじゃないかと。うれしくて心躍りましたね。


アンナを演じる北島楓ちゃん。純粋なカレンと違って内面に少し尖った部分も持っているキャラで、コミカルな部分も多く柔らかい印象のカレンとの対比で感じられる硬質な演技の個性が素晴らしかったですね。特に女王とのからみは会話もダンスも華があって輝いてました。アンナもカレンと同じく重要なキャラですから、選ばれた楓ちゃんも実力は際立っているのが観ていてわかりましたね。


舞台セットは高低差があって中央が広い階段になっていて、それらを活用した動きのある場面が多かったですね。

また、傘を様々な見立てに使い、ある時は雪が舞う様、あるいは鏡、武器や灯りやソリや扉など。また高低差と組み合わせて傘を境に氷に覆われた大地の上下を表現するなど、演出面の工夫が素晴らしかったです。

それに、やはり雪や氷やクライマックスの明るさなどが印象に強く残るほど、光の明暗の演出としての照明が綺麗でした。

ミュージカルでもありますから音にもこだわっていて、音響も良かった。

それと、劇団ひまわり公演なので幼い子役も大勢出演していて、みんなの表情がとてもキラキラしていてまっすぐで、とてもパワーを感じました。この子たちも成長して実力をつけて、そうした「夢」や「未来」への想いもこの作品には込められている象徴なのだと思いました。

ただ、子役たちの登場する妖精パートと、男性陣の活躍するアクティブな殺陣パートとで作品の統一感が乖離している気もしますね。カレンがより多く登場して活躍するのは前者なので、後者の方は一歩引いて観てた感はあります。私はダンス系の場面も観るのは好きなので良いアクセントになって楽しめたと思いましたが。3班のうちBSP班の公演は子役が一切出てこない(フランツや、クリスの弟のカイも)ので大幅に展開が変わっているみたいですし、そちらなら作品の統一感は強く出ていたのかもしれません。


さて、聖良ちゃん。彼女の事を知ってからこの1年ちょっとで会場規模も様々な公演をいくつか観てきました。そんな中で魅力を感じてファンになったきっかけというのが「静」の演技だったわけです。表情だったり、ささやかな仕草だったり。特に表情は笑顔が可愛いのはもちろん、泣き、戸惑い、不安などが内面から抑えきれなくなって出てくる表情がとても魅力的で、この子はスゴいなと感じていたのですね。そして、このカレン役では舞台上をアチコチに動き回ったり、コミカルな場面もいくつもある事から、聖良ちゃんの「動」の演技も多く堪能できて、この点は劇団ひまわりに入ってからのお稽古の日々で一気に伸びた部分なのかもしれないですね。ミュージカルという作品の特徴にも引っ張られた点はあるかもしれませんが、手足の先まで全身を使って躍動感ある演技をしていましたし、顔や姿勢も場面によって大きく動いていて。ただ単に舞台上に立っていて台詞を発しているのではなく、「演技」という物を聖良ちゃんなりに咀嚼して動いているのが伝わってきた気がしました。まあ、今まで私が観た聖良ちゃんの役はあまり動き回るキャラではなかった事からの受ける印象の違いが大きいのかもしれませんが。

歌唱力、昨年の夏秋頃の音源だと弱いなとは思うのですが、ボーカル教室に通っての今年1月の発表会では格段に歌が上手くなっていましたし、その延長で経験値を積み重ねてきたのが今回ははっきりわかりましたね。だいたいミュージカルって主役級キャラのソロが聴きどころにもなると思うのですが、その期待に応えてくれる素敵な歌声でした。特に「幸せを探して」という曲は聴き惚れて歌詞も自然に憶えてしまいましたね。また、全体で歌っている時でも良い意味で「混ざってしまわない」、けれども必要以上に表にも出過ぎない、それでいて聖良ちゃんをはっきり感じられる歌唱だったと思います。

ダンス関係も良かったですね。女の子としては身長ある方なのでアンナや妖精たちとからんでいてもメリハリが効いているし、よさこいや劇ドリでの経験に加えて劇団ひまわりのお稽古で大きくステップアップした印象でした。

聖良ちゃんがこの舞台と役に出会えた事は、聖良ちゃん自身にとっても、私らファンにとっても本当に幸せな事なんだなと思いました。

何か、ほめてばかりな気もしますが。

ただ、私は聖良ちゃんのカレンしか観ていないわけで。当然他の2班のカレンもそれぞれの個性があって素晴らしいと思うのですよね。その2人のカレンと比較してこそ聖良カレンの良い所もイマイチな所ももっとはっきり見えてくるのではないか、そこを自分は見逃してしまってるんじゃないかとも感じるのですよ。ファンとして「可愛い」「良かった」だけでもいいのかもしれませんけど、「女優」としての聖良ちゃんを表面だけではなく、もう少し深く観たいじゃないですか。他の2人のカレン役はそのための良い比較対象だったかな。だから、他の班の公演も1回は観ておくべきだったかなーと、千秋楽が終わった後に思ったり。次にダブルキャスト、トリプルキャストの機会があったら、予定組めそうならそちらも観てみたいなと思いました。



劇ドリ以降、いろいろな舞台の感想などで「ありがとう」について言ってる気もしますが、今回も思いました。「ありがとう」は言うのは少し照れくさいかもしれないけど、想いを素直に伝えられて、相手を幸せにできる言葉なんだなと。

この「雪の女王」の中でも「ありがとう」という言葉は効果的に印象的に使われていますね。その趣旨を汲んで私もこれからも積極的に使っていきたいと思います。

素敵な作品、素敵な聖良ちゃんを観せていただき、ありがとうございました。


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ちなみに私事ですが、今回初めて聖良ちゃんにスタンド花を贈らせていただきました。

2015-04-19 寂しくなったら ほら、空を見上げて

君と僕を繋ぐ空

| 17:05 | 君と僕を繋ぐ空を含むブックマーク

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レノンさんのミク曲。今は離れ離れになってしまった相手を想いエールを贈る内容の歌詞です。小板奈央美さんの「Last Words」にも通じる部分もありますね。爽やかでとても気持ちいい可愛い曲です。

もう1年半以上前の曲ですが、再生数は伸びていなくて1000未満。

寡作なボカロPさんで、他の曲の再生数も2000止まりというところですが、もっと伸びてほしいところです。

一番再生されてる「Run×Run×Run」は5000オーバーですね。前に一歩踏み出す元気の出る応援曲、こちらもオススメです。

「劇団ドリームクラブ―ホストガール ライブオンステージ in SHIBUYA REX」雑感

| 17:05 | 「劇団ドリームクラブ―ホストガール ライブオンステージ in SHIBUYA REX」雑感を含むブックマーク

今回も公演日から2ヶ月近く経過してしまいました。早めに下書きなんかには手をつけていたのですが、書いては消して書き直してみたいな事を繰り返しておりました。なんやかんやで、こっそり更新させていただきます。


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さて、2月27日に開催されたライブに昼夜公演ともに行ってきました。今回はナンバリングは付いてませんがライブとしては「Vol.5」に当たりますね。

DESEOと同じ渋谷ですが道玄坂にあるSHIBUYA REXというライブハウスでの開催です。DESEOと比較してREXはステージの位置が高く作られています。後部席は10cmほど高くなっていて、どこの位置からでもステージ上のキャストさんの顔は見れる様です。流石にそれより下は後部席からだと厳しいですが、会場の後上部にはモニターも設置されているのでそちらでステージ上でのやりとりを見る事も可能になっています。音響もかなり良いですね。また、ステージの幅が少し狭く、その代わりに奥行きがあった様に感じました。劇ドリライブとして使うにはやっぱり10人ちょいが限界かもしれませんね。箱としてもDESEOより人気で予約いっぱい気味との話も聞きましたので、なかなか思う様には使えないかもしれませんが。


今回の出演はみおさん、セッちゃん、玲香さん、魅杏、マリリン、受付さんの6人+昼のみペリ子さん。

また、今回は告知から開催日までの期間が1ヶ月を切っていた事に加えて月末の平日という事もあって、常連ピュア紳士勢の中には泣く泣く不参加という人が何人もいるという状況でした。それでも来れる人はけっこう集まっていましたね。

私の指名はもちろん玲香さん役の小板奈央美さんで昼夜チェキ付きでした。


MC進行役は昼の回がペリ子さんメインで状況によってセッちゃんが補佐に入る感じ。夜の回はセッちゃんが安定してがんばる感じでした。

ちなみにペリ子さんはホスガの制服を着てはいましたが曲は歌ってはいません。サイリウムの色的にはEDFペリ子のイメージから青系だと思っていたのですが(ディナーショーの時はそう言ってましたね)事前に発表された設定色は黄色で、一体どういう事なのかと実際に観てみたらセッちゃんに合わせた様な黄色アレンジ制服だったと。髪にはキューブもありました。


ライブ1曲目は全員による「恋・KOI☆week end!」でガッチリとつかみ安定。

2曲目は「絶対アイドル☆宣言」、みおさん。このタイミングでいきなりこの曲が来た事にも驚きましたが、それをセトリ構成担当してるみーりん自ら歌ってくれる事に感激でした。

3曲目は「Oh! Mama Go To」、セッちゃんと魅杏。最初は魅杏があまりやる気無さげに棒気味に歌っていたのですが、「ちゃんと歌ってくれないー」と泣き顔になったセッちゃんを魅杏がなだめて本気モードに切り替わるという演出。

4曲目は玲香さんの「Ride on time」、イントロ流れた瞬間に個人的にテンション上がってゲイコールも今回はしっかり出せたと思います。この曲をステージで歌うのは「Vol.1」以来実に1年振りとなりますが、歌も振りもさらに磨きがかかっていた様で感無量でした。

5曲目はマリリンと受付さんによる「横浜ラプソディー」のデュエット。こちらはまっすぐ歌い上げる感じで、後ほど2人がソロで歌う曲との雰囲気の差が出る事になっていて印象良かったです。


ここで幕間となるMCタイム。全員がステージに登場して「キングゲーム」という企画。まあ、所謂「王様ゲーム」です。

セッちゃん受難でホスガたちから「くすぐり責め」を受けたり。マリリンの命令でみおさんと受付さんがお互いのほっぺにキスして、それでマリリンの中の人がたまらず表に出てきたり。玲香さんが綺麗な背中を披露したり。バナナ琉球王国で買ってきたバナナの早食い対決をしたり。

最後はみんなで乾杯。これが直後のライブ2部の前振りになります。


ライブ2部は全てカワオケ演出が入ります。

6曲目は玲香さんの「ステキなmagician」、ディナーショーの時に続いて2回目となりますが今回はフル。1番の歌詞は普通モードでガチ歌唱ですが、間奏から酔って「Try! Try! Try!」と「1! 2! 3!」は一緒に歌ってやーとアピール。普段とはギャップのあるカワオケモードを魅せてくれました。こちらの曲でも私はイントロのゲイコールをがんばったつもりです。

7曲目はセッちゃんの「Hi!-Kin-goo」、けっこう荒ぶってた感じ。

8曲目は魅杏の「Real」、魅杏らしさ炸裂。

9曲目はマリリンで「月の露珠」、泣き上戸なところも演じてかなりやりたい放題。しっとりと歌い上げる原曲の印象がガラリと変わって素晴らしかったですね。

みおさんと受付さんの2人は今回のライブではカワオケ無しでした。


そして2回目となる幕間のMCタイム。ホスガを順番に呼んでいろいろお話をするパートですね。昼はマリリン&受付さん、みおさん&魅杏、玲香さんの順。夜は記憶薄くなってしまいましたが、1人ずつで受付さん、みおさん、マリリン、魅杏、玲香さんの順だったかな?間違ってたらごめんなさいです。


ライブ3部。

10曲目はみおさん&マリリンで「Stay with me! 」。本気モードで1番を歌い上げ、間奏中にマリリンが紳士たちにもっと本気で!と煽り、それに紳士たちも応える流れ。後半はマリリンも拳を振り上げ、ステージ上を跳ね回り、スカートがヒラヒラ舞って目のやり場に困るほど。歌い終わって「やればできるじゃない」とマリリン。

11曲目は受付さんの「風をあつめて」で安心して聴き惚れ。

12曲目は魅杏の「JEWEL」、最初の舞台の時の事が思い出される胸熱な選曲でした。

13曲目は玲香さん&セッちゃん。曲前の前振り会話からるい先生の曲を歌うのかと一瞬思わせて、玲香さんが「☆Paradise☆」と叫んで一気に会場のテンション高まります。ノノノの曲は以前にも歌っていた様にセッちゃんには普通にマッチするのですが、今回は玲香さんのはっちゃけ振りがハンパ無くて本当に楽しかったですね。

14曲目は全員が登場しての「Pure色100萬$☆」、やはり玲香さんが2番の振付けを踊っているのを観るのは感慨深い物がありますね。

歌い終わって全員がステージ裏に。そして「アルコール」コール。

再び登場してのアンコール曲。当然「Pure色」か「恋・KOI」が来ると思っていたところに意表を突かれるイントロが流れて。

15曲目は全員によるまさかの「あなたのそばにいたいのに」初披露でした。ずっと不在だった2人、遙華様の持ち歌2曲目は魅杏が以前に歌っていましたが、あすかの2曲目であるこの曲は今までずっと手つかずだったのです。待望の曲だっただけに感激した紳士たちも多かったと思います。みーりんも前から歌いたいって言ってましたからね。そして、今回のセトリでこの曲が採用された事で、「ドリクラZERO」までの曲に関しては劇ドリで全曲歌われた事になりますね。達成おめでとうございます。

そして本当に最後の曲となる16曲目に「恋・KOI☆week end!」を全員で。

これでライブは終演となります。


昼と夜の部の間にはチェキ会が開催されました。上にも書いた様に私はもちろん玲香さん2枚指名で。

チェキは今まではDESEO店でもディナーショーでも赤いソファーを使っていたのですが、今回は無し。

ライブ会場の一番後ろに簡易的なバーカウンターがあって、そこを利用する形。だからソファーではなくてカウンターチェアーに座ったり、その前でいろいろポーズをとったり。照明が今までより暗めだったので撮ったチェキも暗く写る感じになってしまいました。

撮影の間に多少の時間があるので、そこで少し小板さんとお話ができました。「この後、夜の部も来てくれるんですかー?」と振ってくれたので「もちろんです!」と力強く答えたらニッコリと笑ってくれました。この笑顔、本当に可愛くて嬉しかったです。


さて。夜の部が終わった後のキャストさんたちのあいさつの時です。公式に告知されるまでは一切口外しないとの約束で、玲香さん役の小板奈央美さんの劇ドリからの卒業が発表されました。公演後に本当に一切情報が漏れずにいて、紳士たちはピュアだなあと思いましたね。

卒業に関しては以前のブログ記事にも書いた様に昨年の春頃には心の準備はできていましたから、そういう驚きは無かったですね。公演日前の何人かのキャストさんたちのツイートからもある程度の予感はありましたが。それよりはとうとうその日が来たかと感極まって涙ぐみそうになりました。

もしこの日に仕事が休めなかったら私はチェキ会までで離脱していたので、そうだったら公式発表までは何も知らないままだったんですね。ですからあの時あの場所にいる事ができたのは本当に幸せだったと思います。その巡り合わせに感謝です。

小板さんと玲香さんの事については今までいろいろと書いてきましたから、これからも小板さんを一推しで応援していくつもりなのは変わりませんし。

小板さん、おつかれさまでした。今まで玲香さん役でいてくれてありがとうございました。これからのご活躍に期待しています。がんばってくださいね。


いつか2代目玲香さん役のキャストさんが発表されるかもしれませんが、私には小板さんの存在が大きすぎて、同じ様には推す事ができないかもしれないですね。どんな方かもわからない今の時点だからこそ主張しておくべきかなと。まあ、ゲームでの好きなホスガと劇ドリの推しキャストさんが一致していない紳士の人も多いので、私も玲香さん役のキャストさんにこだわる事も無いのかなと思います。当面は劇ドリでは聖良ちゃん一択で行きます。


あ、そうそう。今回の公演もカメラが入っていて夜の部が収録されていました。まだ「Vol.4」が販売されていないのでかなり先の事になっちゃうかもしれませんが、参加できなかった紳士も多い事もあるので、ぜひとも早く販売してほしいですね。その時には小板さんの卒業発表の場面も収録してほしいと切望します。

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今回も小板さんにスタンド花を贈らせていただきました。会場のロビーがかなり狭いと事前に聞いていたので小さめのアレンジメントにする事も検討していましたが、結果的に玲香さん役卒業というタイミングでもあったわけで、スタンド花にして正解でした。設置はロビーではなく、入り口の階段踊り場でしたね。

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それから、連名で出演キャストさん全員にスタンド花を、演出の深寅さんにアレンジメントを贈るという企画が今回もありましたので、例によって参加しました。


今年の8月には最初の舞台から2周年となりますので、何か特別なイベント…今回こそ舞台をやってくれないかなーと期待しています。イベントの期間が開いちゃうのでその前にライブがあったりするかもですね。それから昨年はTGSも好評だったので今年もお呼びがかかるかな?

劇団ドリームクラブの今後に期待しつつ、これからも応援していきます。

2015-03-01 君が描いた世界に出会えて良かった

忘れない歌

| 06:20 | 忘れない歌を含むブックマーク

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vilPさんのGUMI曲。さわやかで可愛い曲。歌という物に対する気持ちがしんみり伝わってきます。

ピアノ曲という事で今回はこちらを紹介させていただきました。

また聴きたいですよね。

「劇団ドリームクラブ―ディナーショー2014」雑感

| 06:21 | 「劇団ドリームクラブ―ディナーショー2014」雑感を含むブックマーク

公演日から2ヶ月ほど経ってしまいました。今回はTGSの時の様にスルーの予定だったのですが、やはり玲香さんが出演しているのだから書いておかねばならないと急に思った次第です。とは言っても、軽く覚え書き程度でまとめようとは思います。

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さて、昨年12月29日、渋谷の東京メインダイニングで開催されたディナーショーに行ってきました。

ライブVol.2以来久々に玲香さんが出演されましたし、2期メンが5人揃ったのもVol.3以来5ヶ月振りになりました。

また、TGSでMCを務めたペリ子こと青島祐子さん、同じくTGSで雨情さんと一緒に「お姉チャンバラ」の公式コスプレイヤーだった七井しおりさん、D3Pの岡島さんもゲスト出演されました。


入場するとドリクラの楽曲アレンジがピアノで生演奏。かなり耳に心地良くて、CD化してほしいとみんなで言ってましたね。

会場内はテーブル席がずらーっと。私はステージ中央に対して正面の最前席を確保しました。会場の一番後ろにはボックス席があって、赤ソファーの1つがチェキ撮影に使用されました。

食事はビュッフェ式なのですが、ライブの時のMCと同じでステージをちゃんと観たいじゃないですか。だからなかなか席を離れられず、結局2皿食べただけで終わってしまいました。


開演して1曲目は出演ホスガ全員による「恋・KOI☆week end!」

そのまま続いて

2.「Hi!-Kin-goo」セッちゃん

3.「時間のカケラ」るい先生

4.「O-Share is Noko-ism!」ユウエル

5.「月の露珠」マリリン

6.「Real」魅杏

7.「半分はママのシナリオ」みおさん

曲の合間には準備時間も兼ねてホスガ交代のやり取りが色々ありました。

前半ステージの後はMCタイム。司会はペリ子と岡島さん。ホスガが1人ずつ呼ばれて、持ち時間が終わったら会場の後ろで順番にチェキ撮影という流れです。

順番はるい先生、ナオ、マリリン、受付さん、玲香さん、理保、ユウ、エル、セッちゃん、アイリ、みおさん、ノノノ、魅杏。そして最後にペリ子。

MCタイムは一応「反省会」というアナウンスで、主に岡島さんが質問してホスガが答える形でした。でも、もう少し質問の内容を練ってほしかったなとも思いました。それでも、ホスガとしてではなく中の人が出てくるパターンが多くて楽しいリアクションもたくさん観れたのですけど。

それと、チェキ同時進行の弊害で一部しっかり観る事ができなかったのが少し残念でした。私の場合は玲香さんとのチェキの時がアイリのMCに重なってしまって、断片的に聴く事しかできなかったのです。

チェキもかなり時間がかかってしまって、公演後に数人分残って撮影する形になってましたね。この辺もプログラム構成に練り込み不足だった感があります。

MCタイムの次はクロスマージ撮影会。ここでもステージ最前付近にポジション取れましたが、スマホのカメラではあまり良い写真が撮れず残念。

雨情さんと七井さんが「お姉チャン」のコスプレをして登場、ホスガ1人と一緒にポージングを繰り返すという流れです。なので当然ながらるい先生だけは不在となりました。

続いてステージ第2部。

8.「☆Paradise☆」ノノノ

9.「愛しきHero!」ナオ

10.「TimeTraveler」アイリ

11.「ステキなmagician」玲香さん

12.「風をあつめて」受付さん

13.「絶対アイドル☆宣言」理保

14.「Pure色100萬$☆」全員

そしてアンコール曲も「Pure色100萬$☆」でした。


最後にホスガとピュア紳士淑女全員による集合写真撮影。現時点でまだ届いてはいませんが、私の頭にガシガシと革手袋が押し付けられていたので真後ろは代表だったはずです。

撮影終わった後、振り向いてステージ上のホスガの何人かと挨拶したりハイタッチしたり。

そんな感じで夢の様なディナーショーが幕を閉じました。

初めてのイベントだという事もあって急いでまとめた感じがある構成でしたが、今年の年末もさらに良いディナーショーを開催してほしいですね。


玲香さん。MCタイムには中の人が出てきて、代表の質問を飄々とかわしていましたね。グラタンが好き、おぼえました。

アイリとのやり取りではボーリングの投球フォームが印象的でした。

初めての玲香さんとのチェキ。とうとう実現しました。この時に少しお話もできて、考えてみれば玲香さんとして衣装とウィッグを付けた小板さんとお話するのもこれが初めてなんですよね。本当に幸せな時間でした。

それから、私は以前から名刺サイズのカードにホスガの拙いイラストを描いてキャストさんたちに順番に贈っていたのですが、ようやくこの日に小板さんにも玲香さんを贈る事ができました。

それと、このディナーショーではキャストさんが持ち帰れる物しか贈れないという条件があったため、スタンド花やアレンジメントフラワーはNG。その代わり、ピュア紳士有志で打ち合わせをして全員に花束を贈ろうという企画が立ちまして、私は小板さんと聖良ちゃんに同じ花束を贈らせていただきました。


とり急ぎ、簡単なレポートで失礼しました。

今年も劇団ドリームクラブに期待しています。

2015-01-04 平凡な毎日だってまるでフルコース、君が居るなら

ラブ・リストランテ

| 11:20 | ラブ・リストランテを含むブックマーク

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DJ GENMAIさんのミク曲。可愛いけどちょっと大人っぽいビターな恋の曲。

耳に心地良いし、おしゃれ感ありますね。動画も歌詞の出し方とか背景の色の変化とかセンスあると思います。

このボカロPさんの曲を知ったのはけっこう後になってからで「スリー・ピース・ホロウ」が最初でした。投稿曲数はそれほど多くないし、しばらくお休みの様ですが、どの曲もステキでオススメです。

「ソラリネのユメ Vol.7 ふるこーす」

| 11:20 | 「ソラリネのユメ Vol.7 ふるこーす」を含むブックマーク

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昨年12月の19、20、23日に劇団ドリームクラブ2代目アイリ役でおなじみ藍乃聖良ちゃんの出演する舞台「ソラリネのユメ Vol.7 ふるこーす」を観に行ってきました。場所は自由が丘のギャラリーサイズ。マンションの1室をそのままカフェの店内として見立てた独特の雰囲気が漂う舞台でした。


この作品は1990年の「ないふ」、2002年の「ふぉーく」、2014年の「すぷーん」の3部構成オムニバスになっていて、それぞれがカフェの開店時のいきさつ、営業時の様子、閉店から数年その後を切り取った形になっています。それぞれを独立した物語として楽しむ事もできますが、物語背景はつながっていて、一部のキャラが年代をまたいで出演していたり、血縁関係にあるキャラが別の物語で登場したりと、その辺りの関係を理解できればより深く味わえる様になっています。公演前からそれぞれの年代が違うと予告されていましたので、最初に「ふぉーく」を観た時に配布されたキャスト表を見て少しだけ人物関係は想像できました。その予想以上の驚きも隠されていたわけですが。

さて、私は「ふぉーく」「ふぉーく」「すぷーん」「ないふ」「ふぉーく」という順番で観ました。




まずは「ふぉーく」。藍乃聖良ちゃんが出演していたのはこちらです。

カフェ開店から12年、常連のお客さんもついて、3人の女の子がバイトとして勤務していて、とても柔らかい空気に包まれたコミカルな作風でした。

開演前からカウンターではフカオ店長が読書をしていて、客席では作家のモミジノ先生がパソの前で執筆のアイディアをひねり出そうと苦戦している、そこに休憩中だったバイトのナホコちゃんが戻ってきて物語は始まります。

お店のお客さんに何かしらのドラマが起きていて、それを傍からながめてるバイトの女の子が無責任にあれこれ会話するというのがだいたいの感じでした。店長だけはオーダー品を作る時以外は始終読書をしていて女の子たちに問いかけられた時なども全く言葉を発せずうなづいたりするだけ。カフェ内で繰り広げられるドラマにもほとんど反応を見せず、不思議な印象を与えてくれるキャラです。


聖良ちゃんの演じたミチルちゃんは、ツヨシ(ツヨポン)とジュンコさん夫婦との間に入った不倫相手という役柄。大学卒業間近のキャラなので演じる聖良ちゃんと同年代という事になりますね。不倫相手とは言っても女子高生っぽさが抜けていないような可愛いタイプで、ミチルちゃん本人からすれば不倫と意識する以前に、純粋に恋した相手にたまたま奥さんがいたという感覚なんだろうなと思いました。

尻に敷かれている気弱なタイプの婿養子のツヨポンと、とても気が強くて場の空気をリードするタイプのジュンコさんに挟まれるミチルちゃん。相手に対する表情…特に目の演技は印象に残りましたね。ジュンコさんへの強い口調も、ツヨポンへの優しさや戸惑いも、よく伝わってきました。

不倫、別れる別れないの修羅場という事もあって、会話のテンポも良く、けっこう過激な発言なんかも飛び出て、今まで観てきた役たちとは一風変わった聖良ちゃんの魅力を堪能できました。

あ、でもジュンコさんもツヨポンの事をちゃんと好きだったんだって思いました。あの人はああいう態度しかとれない不器用で誤解されやすい人なんですよ、きっと。

ツヨポンも、この思い出の場所のカフェだからこそはっきりとジュンコさんに「別れよう」宣言できたんですよね。ミチルちゃんとの愛もその後押しとなったのでしょうけど、最初にミチルちゃんから力をもらったこのカフェだからこそね。


高校生男女のお客さんがお互いに告白してつきあう事になるエピソード。こちらもとても初々しくて可愛いカップルでした。当初は聖良ちゃんはこちらの女子高生役だったとの事で、これはこれでちょっと観てみたかった気もしますね。


モミジノ先生のパートでは主に編集者のオカザキさんとのやり取りが描かれるのですが、先生のファンのエダノさんが序盤から登場していて、その都度細かいリアクションと言うか小芝居を演じていて可愛く楽しかったです。舞台中央奥にもカフェの客席が設置されていて、エダノさんがそこに座って店内のモミジノ先生の様子をうかがうという演出もありましたが、観客席の両サイド辺りからは見えなかったんじゃないでしょうか。

で、モミジノ先生のスランプに聞き耳を立てていたエダノさんが黙っていられなくなり、感想を伝えて励まして結果的にスランプへのアドバイスをする事になる。ここの場面もとても熱が入っていて引き込まれました。


バイトの女の子たちにモミジノ先生とオカザキさんを加えてのクリスマス会。オカザキさんとバイトのナホコさんは交際しているのですが、この場面でお互いを大切に想ってる事や、このカフェがどれだけいろんな思い出を作ってきたかが語られます。この辺りが「すぷーん」につながっていくわけですね。

このクリスマス回の後で元バイトのコトエさんが店長に告白をして、その時に初めて店長が口を開いて拒絶する事になります。もう人とは深く関わりを持たないために話さない、それは業で、カフェをオープンした時の夢は潰えてしまって、今は罪滅ぼしで続けているんだと。その会話をモミジノ先生が聞いてしまって、それが創作のアイディアになると。この場面のやりとりが「ないふ」や「すぷーん」とリンクする事になります。


そして最後はまた日常のカフェ風景に戻って幕となります。店長関係の不安を残してるとは言え、ほとんどのキャラが幸せになりそうな、そんなあたたかい雰囲気の物語でした。

最後の場面で高校生カップルも来店するのですが、たまたま私が観た3回は全て別のカップルが登場してましたね。劇中で告白が実ったキョウコとアキラの2人、「すぷーん」に登場するケンスケとメグミの2人、そして千秋楽では特別ゲストの2人。シナリオに描かれていないところでもこうやって多くの人々の思い出と幸せを作っているのだと、深く沁みてきました。




さて、次に観たのは現代にあたる「すぷーん」でした。店内のテーブルや椅子には布がかけられていて、不動産業者が登場。カフェ閉店から2年ほど経過している事が語られます。やがてナイトウスミレさん一行、ツルマキワカナさんと彼氏、弁護士とその助手が現れます。

「ふぉーく」で登場していたフカオ店長が死去していて、このカフェを娘のワカナさんと、友人ナイトウ氏の娘スミレさんに譲渡する、その遺産相続の事で集まって話し合いをする事になります。

ワカナさんもスミレさんも父親とは疎遠だったとの事で、物件を売却してその金額を分割相続する方向にまとまりかけますが。

ところがカフェが開いてると勘違いして訪れたケンスケとメグミの夫婦、店長の死去を知って弔問にやってきた編集のオカザキさんによって、カフェが多くの人の思い出となった事を知らされ結論は変わってきます。ワカナさんはもう一度この場所でカフェを開きたい、そこでスミレさんに共同経営者になってほしいと。スミレさんは遺産相続権を放棄して全てワカナさんに一任すると。

そして最後はカフェが無事にオープンして大団円となります。

途中、ワカナさんが身勝手な彼氏と別れる決断をしたり、スミレさんの親戚のシオリさんが東京で1人暮らしをする事を決めてカフェで働く事になったり、この辺りの要素がテーマにつながっているのかと思いました。

この「すぷーん」ではワカナさんが、特に彼氏との会話の時に繊細な感情表現をされていて印象に強く残りました。

それからシオリさんですね。「ふぉーく」と比べると淡々とマジメな展開が続く中でシオリさんのキャラ性は清涼剤の様に場をなごませてくれました。こういう可愛らしさのあるさっぱりしたお姉さんってステキですわ。




そして3本目は「ないふ」。ナイフというイメージが現れている様な、こちらの心をえぐってくる観ていてツラくなる作風でした。

フカオさんが仲間とカフェ開店準備をする描写から物語は始まります。この時点ではフカオさんには何も起きていないので「ふぉーく」の時とは異なり普通の若者と同じ様に明るいキャラクターとして描かれています。

乱暴な口調のナイトウさんが「すぷーん」のスミレの父親、その彼女であるマナミさんをスミレさんと同じ永井友加里さんが演じている事から母親であるとわかります。

それから同じマンションにある花屋のお嬢さんの名前がツルマキミソノさんで、フカオさんが彼女に恋をするという展開からこの2人も「すぷーん」のワカナさんにつながるわけですね。

不動産業者も「すぷーん」に登場する業者と同じ姓である事から親子だと。

で、フカオさんとミソノさんと仲間3組のカップルのやりとりを交えて開店への準備が順調に進んで行く中、ガラの悪い男が現れて不穏な空気が漂ってきます。

最終的にフカオさんは信じていた仲間に裏切られ、自らも罪を犯し、そして仲間たちとの二度と会わない別れを経て、それでもカフェを続けて行く事になります。最後は絶望に沈むフカオさんにそっとミソノさんが寄り添って幕となります。

「ふぉーく」で少しだけ語られていたフカオ店長の過去がこの「ないふ」で明らかになり、ここでの人間関係が「すぷーん」へとつながり幾つかの疑問の答えとなるわけですね。

他の2編とはかなり雰囲気の異なる作品で、人間の暗い部分を描いています。

そんな中でフユコちゃんというキャラがとても可愛くて。好きな彼とお揃いのスカジャンを着ていたり、周囲にバレバレの恋心を否定しちゃったり、目の上のゴミを取るからと言ってそのままキスしたり、そして告白。さらには彼のために道を踏み外す。

健気でとっても良かったですね。でも、この物語が崩壊するその一因にもなってしまってせつないです。彼女たちの結末は語られていませんし、どう考えても不幸な結末しか待っていないような予感しかしないのですが、こういう子こそ幸せになってほしいですね。




「ふるこーす」3作品、流れを追えば「ないふ」という悲劇から物語は始まるわけですが、フカオ店長がカフェを営業していた事は彼の意図した物ではなかったかもしれませんが「ふぉーく」で語られた事で意味を持ちます。そこで働いていた女の子たちやお客さんたちの幸せな思い出を作った大切な場所として。そういう想いが「すぷーん」で娘たちに伝わり、本来のフカオ店長…悲劇に絶望する前のフカオ店長の夢を受け継ぐ形でワカナさんが新しく思い出となるカフェを続けていく。それで「ないふ」のキャラたちも結果的に救われたのだと思います。

この作品全体を通してのテーマは何でしょうか? まず思いつくのが「隠されていた事」「言えずにいた事」が明らかになる。「ないふ」ではそれが悲劇に一直線となってしまいますが、もしもっと早くから周囲に明らかにしていたら、よりよい対策を取って少しはマシな結末を迎えていたかもしれません。

「ふぉーく」ではそれをはっきりと口にする事でそれぞれの関係がおそらく良い方向に向かいます。

「すぷーん」ではかつてのお客さんからの「幸せ」が伝わり、ワカナさん自身も気持ちを伝え、それが一番理想的な形のエンディングへと導いていったのでしょう。

人は他人の考えてる事なんてわからないし、それが伝わらない事で誤解も生じる。言葉にしたからといって、それが良い結果になるとは限らないけど。でも、言葉にしなければ何も始まらない場合だってあるし。

伝える事は大事、言葉は大事。相手に誤解されないよう言葉を選ぶ事も大事。でも、そういった事の底にあるのは相手への想い、それが一番大事。

「ふぉーく」だけの観劇でも色々と感じ取れる事ができたと思います。でも、3作品とも「ふるこーす」で味わう事で、より深く多くの事を感じて考えました。とてもステキな作品をありがとうございました。「ソラリネ」という名前、憶えておきます。




「ふぉーく」終演後、都合3回ほど聖良ちゃんと面会させていただきました。面会時間はそれほど長くはなかったのですが、19日の時は会いに来たのが私だけだったので独占させていただく事に。20日と23日の時は仲間のピュア紳士と一緒の面会で。

けっこういろんな話ができました。この時も私が振った話題に即座に冗談っぽいリアクションを返してくれて、やっぱりアドリブ力を持っているなあと感心。これからも様々なお仕事を通じて成長していくその活躍を応援していきたいですね。

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聖良ちゃん予約指名特典という事でブロマイド各種と特製チロルチョコ3種をいただきました。最高のクリスマスプレゼント。