Winona Ryder(1971-) 俳優、女優、プロデューサー
1993年、「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事」でゴールデン・グローブ助演女優賞を受賞。2001年12月に万引き容疑でハリウッドのデパートで逮捕され、暫く目立たない活動をしていたが、『スキャナー・ダークリー』の再起でまた注目されるようになる。
★★★☆☆ あらすじ 1870年代ニューヨークの上流社会。名門の家長で弁護士の男は、スキャンダラスな噂で社交界を騒がしていた婚約相手の従姉に思いを寄せるようになる。 www.youtube.com 感想 上流社会の男が、婚約者の従姉であり、幼馴染である女と密かな愛を育む物語だ。主人公は婚約中で、女は離婚を考えヨーロッパから戻ってきた身と、両者共に微妙な立場にいる。互いにしがらみがなければ何も問題はなかったのだろうが、その立場や世間体が二人の恋を困難なものにした。だがそれが二人を燃え上がらせた側面もあるかもしれない。 ニューヨークの上流社会を舞台に繰り広げられる恋愛劇で、まずは華やかだが面倒くさ…
★★★★☆ あらすじ エイリアンを体内に宿して死んだ主人公はクローンとして復活し、摘出されたエイリアンは軍事利用のために繁殖を試みられる。 www.youtube.com 原題は「Alien: Resurrection」。 感想 前作の終了時点から物語が始まるこれまでのシリーズのパターンを脱し、今作では前作から100年後の世界が舞台となる。前作で主人公はターミネーターのように溶鉱炉で死んでいるから当然ではある。今作の主人公は、これまでの主人公のクローンという設定だ。 今作もエイリアンに襲撃された主人公らが、応戦しながら脱出を図る展開となっている。ただシリーズ初期のような、どこから現れるのか分か…
「2021年の第55回 #スーパーボウル では、映画『シザーハンズ』(原題: Edward Scissorhands)の“もしも”の展開を描いたキャデラックのCMが放映されました。エドワードの息子エドガーをティモシー・シャラメが、その母キムを映画と同じウィノナ・ライダーが演じています。なんと、このCMは #ティム・バートン 監督公認の企画でした。」 2021年の第55回 #スーパーボウル では、映画『シザーハンズ』の“もしも”の展開を描いたキャデラックのCMが放映されました。エドワードの息子エドガーをティモシー・シャラメが、その母キムを映画と同じウィノナ・ライダーが演じています。なんと、このC…
数々の秀作を監督したエリア・カザンがアカデミー賞の式典で名誉賞を贈られた際、俳優のリチャード・ドレイファスやエド・ハリスがそれに反対する姿勢を見せたのは記憶に新しい。かつてカザンは、ハリウッドを含めてアメリカ中を席巻した「赤狩り」において、公聴会で同胞の名前を明かして調査に協力し、映画界から追放の憂き目に遭うのを逃れており、ドレイファスたちは仲間を売った彼が名誉賞を授与されるのはおよそ相応しくないと考えての意思表示だった もし私が以前のカザンと同じ立場ならどうしただろうか。独り身ならいざ知らず、養うべき家族がいて、外部からの強烈なプレッシャーに晒され続けたとしたら、最後まで決然とした態度を貫く…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.795 【17歳のカルテ】(1999年作品) 今回はチラシとパンフレットです。 《解説》 探しに行こう 心にできた隙間を――― 埋めてくれる何かを。 少女たちの切ない心のありようと痛いほどの感情。それはスザンナとリサだけのものではない。人は誰だって不完全な存在。狂気と正気の境界線なんて曖昧なもの。 『自殺しようとしたんじゃない。消そうとしたの』 女の子なら誰でも思い当たる《境界性人格障害》――不安定な感情と激しい怒り。自分が何者なのかよくわからないし、人と付き合うのも鬱陶しい…。イライ…
1992年 コロンビア 監督:フランシス・フォード・コッポラ 出演:ゲイリー・オールドマン、ウィノラ・ライダー、アンソニー・ホプキンス、キアヌ・リーヴス 鑑賞:BS松竹東急(吹替え) コッポラ監督が描くドラキュラ伯爵の世界は吸血鬼ドラキュラの話ではなく、壮大なラブストーリーとなっていました。これが原作に忠実なドラキュラ物語のようです。映像の美しさが秀逸な作品です。その美しさもあって、詩的な仕上がりになっています。が、その分、おどろおどろしさには欠け、ドラキュラとしては物足りなさを感じました。物語としては古き「吸血鬼ドラキュラ」を踏襲していますが、そこにドラキュラのモデルとなったと言われているブ…
原題は「Night on Earth」(地球上の夜) 「深夜食堂」ならぬ「深夜タクシー」にまつわる5本のオムニバス 「深夜食堂」で真夜中の背徳飯が食べたくなるように 夜遊びしたあとのタクシー帰りが懐かしい(笑) タクシーに乗っている時間だけで それぞれの人生が垣間見れて「その後どうなったの?」と気になる クスッとできて、洒落ているけどちょっと皮肉 しかも制作費のほとんどが出演者のギャラという低予算(笑) 始まりはロサンゼルス空港、午後7時7分 客はキャスティング会社に勤めるビクトリア(ジーナ・ローランズ) 運転手は自動車整備士を目指すコーキー(ウィノナ・ライダー) コーキーを気に入ったビクトリ…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.666 【若草物語】(1994年作品) 《解説》 女の子は いつも輝いている 10代の女の子だけが持つピュアな輝きと美しさは、いつの時代も変わりません。そんな4姉妹を主人公にしたルイザ・メイ・オルコット作の【若草物語】――人生の入り口にさしかかった少女たちが様々な試練に立ち向かい時に泣き時に怒りながらも笑顔を忘れず未来を夢見て今を力いっぱい生きる。その姿は年齢を問わず全ての女性の感動と共感を呼び100年以上の歳月を越えた今日も愛され読み継がれています。この名作が最高のスタッフとキャスト…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.604 【オータム・イン・ニューヨーク】(2000年作品) 今回はチラシです。 《解説》 シャーロット、22歳。 彼女に残されたのはわずか一年という命。 20歳以上の年の差、タイプの全く違う二人、そして、限られた時間と命―― 様々な問題を抱えながらも愛し合う二人の悲しいまでに切ないラブ・ストーリーの傑作が誕生した。いま、この時代に生きる私達が心密かに待ち望んでいる情熱、胸を焦がす思い、そして心震わせるロマンス…。そのすべてを描き出した【オータム・イン・ニューヨーク】は現代的なラブ・スト…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.592 【リアリティ・バイツ】(1993年作品) 今回はパンフレットとチラシです。 《解説》 マンネリのセリフはもうウンザリ。 ボクらのホントがここにある。 全てが混合した'90年代――あらゆる選択肢の中で自らの価値観を手探りする若者たち。過去の世代に反発しながらも自分たちの答えがみつからない。そんな彼らの偽りのない姿を刻み込んだ《ジェネレーションX》ムービーの傑作がついに登場する!大学生活から社会へ第一歩を踏み出す4人の男女が直面する、それぞれの《リアリティ・バイツ=現実の厳しさ》。…
1993年 アメリカ 監督:マーティン・スコセッシ出演:ダニエル・デイ・ルイス、 ミシェル・ファイファー、 ウィノナ・ライダー 純愛悲恋もの。 ★★☆ 19世紀末のニューヨークの社交界を舞台に、許されることのない恋に落ちた男女の物語。タイトル通りにどこまでも禁欲的で、静かに恋心を溜めていく。上品で格調が高い物語? 弁護士のニューランド(ダニエル・デイ・ルイス)は、メイ(ウィノナ・ライダー)との婚約を皆に披露して祝福されていた。そんな折に、夫から逃れてヨーロッパから帰国してきたエレン・オレンスカ伯爵夫人(ミシェル・ファイファー)があらわれる。エレンはニューランドの幼なじみだったが、その自由な考え…
<ナイト・オン・ザ・プラネット概要> 「ナイト・オン・ザ・プラネット」(原題"Night on Earth")は、ジム・ジャームッシュ監督によって制作され、1991年に公開された作品。内容はとてもシンプルで、各都市で務めるタクシー運転手たちの一夜を描いたアンソロジー映画です。 同作品は5つの異なる都市(ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ)を舞台に、各都市のタクシー運転手が夜の街を走る様を描いています。各エピソードは独立した物語(ショートムービー)であり、それぞれの都市や登場人物の特徴や文化が反映されているのが大きな特徴と言えるでしょう。 さらに同作品は、ジャームッシュお得意と…
1988年に公開された映画 『ビートルジュース』 は、ティム・バートン 監督によるホラーコメディ映画で、ビートルジュースという名前はベテルギウスの英語読みの発音にbeetle(カブトムシ)とjuice(ジュース)を当てはめたものです。
www.nhk.or.jp『タクシードライバー』(1976)、『レイジング・ブル』(1980)などのマーティン・スコセッシ監督による作品。原作は女性初のピュリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートンの同名小説。 19世紀末のニューヨークを舞台に、弁護士ニューランドが婚約した女性メイがありながらも、幼なじみであり夫から逃げてきた伯爵夫人エレンに心惹かれていく様子が描かれていきます。 NYの社交界を絡めた情事が見どころ。格式や体裁が重要となる保守的な時代に惹かれ合う二人の姿は儚くも刺激的。今の時代とは異なる価値観の物語を見ることができます。 ニュージーランド役をダニエル・デイ=ルイス、エレン役を…
Amazonプライムで利用可能な映画のラインナップは圧巻ですが、その中でも特に歴史に名を刻む名作をご紹介します。これらの映画は、見る者に深い印象を与え、何度観ても新しい発見があることでしょう。さあ、映画の世界へ旅立ちましょう。 1. 「レベッカ」 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 2. 「カサブランカ」 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 3. 「市民ケーン」 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 4. 「ローマの休日」 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 5. 「サウンド・オブ・ミュージック」 Amazonプライム ↓ …
監督は、アリエル・ブロメン出演は、マイケル・シャノン、ウィノナ・ライダー公開は、2013年11月殺し屋の家族は不要やっぱり大きな弱点になるんですね
今日は3月1日でもう弥生に入りましたね、外・・・といっても家の近所ですが・・・を歩いていると、とてもソメイヨシノに似ている桜の木があって、なんという種類なんだろう?もう満開に近づいていてびっくりしました。それから、ときどき住宅地の中に見掛ける、道幅も広く歩道も付いている道路が、ほんの数百メートルで行き止まりになっている、これは宅地開発の計画が途中で頓挫したとか、不動産屋のあいだの意見の相違とか、後から出てきた別の開発計画の犠牲になる、なんていういくつかの理由が想像できますが、そういう行き止まりの立派な道があり、そこの街路樹が白木蓮なのですが(辛夷ではないと思えます)そのうちの日当たりがいちばん…
さいきんいろいろと勉強することが楽しい。まあ、勉強することも仕事の一部のようなものだから、楽しくなくてもしなくてはいけません。 『キリスト教でたどるアメリカ史』(森本あんり)という本を再読していたのだが面白い一節があった。アメリカという国の歴史のなかでキリスト教への信仰意識は繰り返し高まったり下火になってきたわけで、信仰の再びの高まりを英語ではリバイバルと言う。リバイバル上映といった使われ方しか日本では見られないが、revivalとはほんらい宗教的な言葉である。そして全国的な信仰復興現象を大覚醒と呼ぶ。最初の大覚醒は18世紀の初めに起こった。アメリカはもともとピューリタンたちが移り住んできたこ…
映画 :Amazon ストーリー 登場人物・キャスト 感想 予告 ストーリー 名作SFシリーズの第4作。前作「エイリアン3」から200年後を舞台に、リプリーとエイリアンの最後の戦いが描かれる。惑星フィオリーナで溶鉱炉に消えたリプリーだったが、エイリアンの軍事利用をたくらむペレズ将軍率いる一派が、残されていたDNAからクローンを生み出し、リプリーは復活する。リプリーの体内に宿っていたエイリアンをもとに宇宙船オリガ号の中で養殖が開始されるが、成長したエイリアンが脱走。オリガ号は緊急事態のため地球へ向けて動き出してしまう。リプリーはエイリアンを地球に降ろすまいと戦うが……。「デリカテッセン」「ロスト…
映画は私たちの心を動かし、時には人生を変える力を持っています。各名作映画には、製作の裏側に隠された魅力的なストーリーや、知られざるエピソードが満載です。ここでは、映画ファンなら絶対に知っておきたい、名作映画のトリビアを10選紹介します。これらのトリビアは、映画をさらに深く楽しむための鍵となるでしょう。 こちらの記事も参考にしてみてください 1. 「ゴッドファーザー」の馬の頭 2. 「ジョーズ」の機械式サメ 3. 「スター・ウォーズ」のライトセーバーの音 4. 「サイコ」のシャワーシーン 5. 「タイタニック」の描写 6. 「E.T.」の声 7. 「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の即興シーン…
ティム・バートンのおとぎ話 ティム・バートン監督の『シザーハンズ』(91年)は、異端者として扱われる者の疎外感や実らぬ恋を、異端の感性と哀調で描いたオリジナルストーリーによるおとぎ話。バートン監督が自信の姿を投影、切なく美しい物語が今でもファンに愛される名作だ。 物語の主人公は、街外れにある丘の古城に棲む青年、エドワード・シザーハンズ(ジョニー・デップ)。彼は、老発明家(ヴィンセント・プライス)によって生み出された人造人間だった。だがその老発明家は急死、エドワードは両腕が(仮に着けた)ハサミのままという、未完成な姿で残されてしまった。 古城に閉じこもり、孤独な暮らしを送っていたエドワード。する…
この映画は私とほぼ同世代だけど、1993年のこの映画のことはまったく記憶がない。「マイ・シャローナ」とか、ピーター・フランプトンのカバー曲とか、懐かしい曲も多いけど、思い出せないものもある。私はこの時代たぶんアメリカよりUKと日本とワールド・ミュージックを聞いていて、MTVに加入したのはもう少し後だからかな。 ウィノナ・ライダー綺麗だなぁ。イーサン・ホークも可愛い。でもイーサン・ホークも含めてキャラクターはこの頃から変わってない。この頃の私はどんな小娘だっただろう? 今ならリレイナに共感できるけど、当時ならたぶん「私は違うわ」とかいって反発したんだろうな・・・。 よく考えると、設定や内容は今の…