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視聴率

テレビ

視聴率

しちょうりつ

あるテレビ番組をその地区のテレビ所有世帯のうち何パーセントが視聴したかを表す推定値であり、一つの指標である。ビデオリサーチ社によって集計されている。測定法は、モニター世帯に専用の機器を配布し、計測している。

厳密な定義と関連語

視聴率

その時刻にテレビの電源が入っていた世帯からの割合で測るものではなく、調査対象世帯全体に対する割合。

例えば、100世帯がテレビ視聴率計測の対象であるとすると、その内1世帯がテレビをつけているだけで残りの99世帯がテレビを消していた状態の場合、つけていた1世帯が視聴していた番組の視聴率は100%ではなく1%となる。

視聴占拠率

電源が入っていた世帯からの割合で測る場合。それぞれの局の割合を「番組視聴占拠率」と呼ぶ。

瞬間視聴率

平均視聴率は毎分0秒のときの視聴率(瞬間視聴率)の平均で求められており、一番組中で最も高かった瞬間視聴率をマスコミ用語で瞬間最高視聴率として考慮することもある。

聴取率

ラジオ番組の場合を聴取率と呼ぶ。

視聴率の問題点

  • 広告効果の把握不能:実際のCM視聴数と実際の売上げとの因果関係客観的に把握できない。
  • 算定誤差:費用やサンプル集計数に限りがあるため、現行運用上では、5%前後の誤差が出てしまうとの説がある。故に0.1%刻みで一喜一憂し、広告効果を換算するのはナンセンスともいえる。
  • 視聴手段の多様化:ビデオ録画として後日みる場合、ケータイ電話からみる場合、インターネットの動画サイトから見る場合、CMスキップ機能で録画視聴する場合、セルDVDでみる場合など、つまり、ユーザー(視聴者)のコンテンツへのアクセス手段が多様化していることから、今までの算定方式が追いつかず限界がある。たとえばテレビドラマの場合、再放送しやすい番組と、青少年への配慮から再放送しにくい番組とがある。この場合、どのドラマが人気があるのか?認識する手段として視聴率は柔軟に機能しないことがある。「池袋ウエストゲートパーク 」「木更津キャッツアイ」などは、放送当初の視聴率は、それほど高くなかったにも関わらず、後のロングヒット作品となった。これはレンタルビデオ店でのDVD回転率など他の指標で高い人気を確認できたため、後に続編が作成されブームと化した。このように視聴率ひとつだけの指標では、どのコンテンツに集客力があるのか把握できない場合がある。