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資本主義

一般

資本主義

しほんしゅぎ

自由な商品生産によって利潤を追求しようという精神的態度。このような態度のもとに行われる商品生産、流通を行なう経済組織が資本主義体制である

経済学的には、生産手段(材料、道具、機材、資本)をもたずに労働力を売ることで生活する労働者と、労働力を購入して生産した商品の売却から利潤を獲得する企業家、資本家を中心とした生産様式。

封建制が崩壊して、多くのひとが生産手段をもつ自作農や職人、また自由な移動ができない農奴などから、労働者へと変換する二重の「自由」が成立の要件。(生産手段からの自由すなわち喪失と、移動、職業選択の自由

以下に、文化史的な定義を添えてみる。

その起源をどの時期・どの場所に求めるかに定説はないが、ただし地中海貿易とともに発展したと見ることに、ある程度の妥当性はあるだろう。

資本主義には地中海地域の人間の考え方や宗教観が色濃く反映している。すなわち、過去から未来へ伸びてゆく時間のとらえかた。また未来を現在に繰り込むかたちで、指数・対数を導入し、利子を得る仕組み。そしてつねに拡大と啓蒙をめざす態度。

またミクロ経済学から考えると厚生経済学の基本定理が機能すれば完全市場競争の一般均衡のアロ−ドブリュー経済は貧富も傷つけ合いもない理想郷になるはずである.それが達成できないのは資本主義が完全競争市場の失敗を元に構成されている疑似市場主義システムであるとされた(解答二十一面相)これを資本主義第一のジレンマといい。r>gピケティのジレンマを資本主義第二のジレンマという。

・解答二十一面相『資本主義のジレンマ』