若宮

若若茖

3篁

一般

若宮

わかみや

あらまし

 元イギリス船レシントン Lethington で、日露戦争で捕獲後沖ノ島丸と命名され、後に若宮丸と改名した運送船である。大正2年、臨時艤装を施して水上機を搭載、小演習に参加したが、これはイギリスアークロイヤルよりも1年以上早く、世界初の水上機母艦の使用例であるといえる。

 大正3年8月、第一次世界大戦の勃発に際し、更に恒久的な改造を施して青島攻略作戦に参加し、港内在泊艦の偵察に絶大な効果を発揮した。以後能登呂が就役するまではほぼ毎年艦隊に編入され、大正8年から9年にかけては陸上機の発艦実験にも従事したが、大正15年以降は老朽化のために佐世保に繋留となり、昭和6年除籍された。


要目(水上機母艦への改造完成時)

・常備排水量:5,895t

垂線間長:111.25m

・最大幅:14.68m

・平均喫水:5.78m

・主機:直立式3気筒3段膨張レシプロ蒸気機械1基1軸

・主罐:円罐(石炭専焼)3基

・出力:1,591HP

・速力:10knt

・燃料搭載量:石炭851t

・兵装:8サンチ単装砲2基・47ミリ単装高角砲2基

・搭載機:常用2機・補用2機

・乗員:234名


略歴

明治34年10月:英国グラスゴーダンカン社にてレシントンとして竣工

明治38年1月12日:対馬海峡にて捕獲

明治38年2月14日:沖ノ島丸と命名

明治38年9月1日:若宮丸と改名

明治40年3月22日:日本郵船に貸与

明治45年3月9日:艦籍に編入、運送船に類別される

明治45年3月22日:日本郵船より返還される

明治45年:佐世保工廠にて砲塔運搬用に改造

大正2年:横須賀工廠にて水上機運用設備を臨時艤装

大正3年8月23日:艤装完了

大正4年6月1日:二等海防艦に類別、若宮と命名される

大正9年4月1日:航空母艦に類別変更

昭和6年4月1日:除籍

昭和6年11月26日:売却

昭和7年:解体

地理

若宮

わかみや

地理

若宮

わかみや

福岡市東区にある地名。一丁目から五丁目まである。