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北越急行

(地理)
ほくえつきゅうこう

[英] Hokuetsu Express Corporation
北越急行株式会社は、新潟県南魚沼市に本社を置く、第三セクター方式の鉄道事業者。

沿革

1984年8月30日、設立。
1997年3月22日、ほくほく線(六日町駅−犀潟駅間)開業。

主要株主*1

  • 新潟県 54.84%
  • 上越市 13.18%
  • 十日町市 11.94%
  • 株式会社第四銀行 5.00%
  • 株式会社北越銀行:3.33%
  • 東北電力株式会社:3.33%

経営収支

平成十九年度純利益:750,644,000円

営業路線

  • ほくほく線(六日町駅−犀潟駅間59.5km)

列車

特急「はくたか

運転区間:上越線越後湯沢〜北陸本線金沢・福井・七尾線和倉温泉
充当車両:681系0番台(W編成:ホワイトウィング)・681系2000番台(N編成:スノーラビット)・683系8000番台(N編成:スノーラビット)・489系(臨時など)
最高速度:160km

普通

運転区間:上越線越後湯沢〜北陸本線直江津など
充当車両:HK-100形
一部列車に「ゆめぞら」号と称する映像再生機器付き車両が充当される。

北陸新幹線長野駅−金沢駅間開業後の動向

ほくほく線は、もともと首都圏と北陸方面を短絡する路線として、日本国有鉄道(国鉄)北越北線として敷設が計画されたものである。したがって、北陸新幹線が北陸方面に延伸されることにより、短絡する路線は北陸新幹線に取って代わられ、ほくほく線は計画時の目的を失うことになる。
また、現在、北越急行の運輸収入の9割は、JR東日本、JR西日本と相互直通運転している特急「はくたか」の売り上げで占めているが、北陸新幹線開通後は、「はくたか」は廃止となる可能性が高く、現実的にも北越急行の将来見通しは不透明とされてきた。
このため、北陸新幹線金沢駅延伸開業後の動向が注目されていたが、2014年4月、同社は、仮に「はくたか」が廃止になった場合でも、ほくほく線六日町駅−犀潟駅間の普通列車の運行本数は現状維持とする方針を決めた。なお、JR東日本管内の越後湯沢駅−六日町駅間の上越線、犀潟駅−直江津駅間の信越本線両区間における乗り入れ運行については、今後、JR東日本と協議することになるが、北陸新幹線開通後も乗り入れが実現されれば、ほくほく線の利便性はある程度確保されることになる。
さらに、「はくたか」の通過待ちでこれまで実現が難しかった、普通列車の快速化も進める方針であることを明らかにしている。現在最長で1時間30分程度かかる越後湯沢駅−直江津駅間の運行を1時間以内に短縮する考えだ。
ただし、仮に乗客数を現状維持できたとしても、「はくたか」運行で得ていた特急料金収入が見込めないため、大幅な減収は避けられない見通しであることには変わらず、大熊孝夫社長は、「将来的には、線路部分などの固定資産税の減免措置が必要になるかもしれない」と、持続的な運営のために行政支援を求める可能性があることを示唆している。

*1:2013年3月31日現在

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