☆ ハノイの日本人

2016-06-24

6月19日付 CD シングルBEST 5。

今週の1位は V6 でした。一方、握手会チャートには、BTOB、Block B、つりビット、DAIGO、AARON、アンドクレイジー、MUCC、パピロジェ、With Love、などが登場しています。



◉6月19日付 CD シングルBEST 5。

1位 Beautiful WorldV6(0.7万枚)

2位 サママ・フェスティバル! / Mrs. GREEN APPLE (0.6万枚)

3位 呪いのシャ・ナ・ナ・ナ/ GOBLIN'S SCALE / 聖飢魔供0.6万枚)

4位 進ませろ! / 柿原徹也(0.6万枚)

5位 I SEEK / Daylight / 嵐(0.5万枚)




オリコン週間CDシングルランキング(2016年06月13日〜2016年06月19日)

http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2016-06-27/



 

2016-06-22

2016年上半期アイドルソングBEST。

今年はまだ6ヶ月しか経っていないのに、結構な数の名曲が誕生しています。ちょっと整理してみます。まずはこの2つですよね。ロンドンウェンブリーで1万人を集めてライブをしたBABYMETAL と、春に5大ドームツアーを成功させたももいろクローバーZ です。この2つの人気は別格でしょう。それにこの音!




BABYMETALはワールドツアーのファイナルを9月に東京ドームで2DAYS、ももクロは8月に日産スタジアムで2DAYSが決まっています。それぞれ久しぶりにアルバムも発売されました。どちらもファンの期待に応えるものだったのではないでしょうか。解散、メンバーチェンジなど、暗いニュースも多いアイドル界ですが、この2つが後半も引っ張ってくれるでしょう。


さて、ずーっとDD として、特定のグループを応援しないで来たんですけど、最近かなりモーニング娘。'16にハマってます。いま、アイドルソングBEST10を決めたら、間違いなく『泡沫サタデーナイト!』が1位になるな。作詞、作曲:津野米咲つんく♂楽曲のオマージュですよね。久しぶりにレコードも発売されるということで楽しみに待っています。一方、つんく♂さんの『The Vision』もライブ映えする素晴らしい曲です。




夢みるアドレセンス『おしえてシュレディンガー』。最高に好きですね。こっちが1位でもいいくらい。物理用語で「シュレディンガーの猫」というのがあるそうです。wiki で見たけどさっぱりわからなかったw でも、物理の研究者たちがこのPVを見たら、さぞかし笑ってくれるんじゃないか? 博士、シュレディンガーの猫が踊ってますよ!



作詞・作曲:志磨遼平。編曲CHOKKAKU。言葉の乗せ方とかも、もの凄く工夫されてて飽きずに聴けますよね。でも、自分の意志で未来を変えたはずなのに、やはり王子様のキス待ちなのか? アイドル的には正解かもしれないけれど、そこはグループ名とか無視して強い子になって欲しかったかな。


maison book girl は今年も素晴らしい。そして、アニメマクロスΔ』のワルキューレJUNNA の歌唱を生で観たい。サマソニとか呼ばないのかい?




乙女新党が7月3日で解散するそうです。もったいないですね。どこか丸ごと引き受けるとかできないのか? 『雨と涙と乙女とたい焼き』は作詞:高橋久美子、作曲:日高央、編曲:ヤマモトショウ。名曲。ラストソングに相応しいと言えばそうだけど・・・



ここからハロプロ関係4曲。前山田健一がついにハロプロ作品に登場。こぶしファクトリーチョット愚直に!猪突猛進』。KANのカヴァー『桜ナイトフィーバー』も人気でした。アンジュルムお得意のご当地ソングw 『糸島Distance』は作詞:Mari-joe、作曲:星部ショウ、編曲:大久保薫。そう言えば、南波一海『ヒロインたちのうた』買いましたよ。玉井健二のインタビュー最高に面白かった。agehaspringsの本も南波さんがつくったらいいのに。で、星部ショウは実在する!




EDMって世界的にはもう下火な感じですけど、アプガのこの曲を聴くと、アイドル的にはここからだなって思いますw 作詞:NOBE、作編曲:michitomo吉川友の曲を好きになるのは初めてかも。作詞、作曲はアカシックの方々だそうです。




Little Glee Monster がモータウンやってます。めちゃいいですよね。アイドルじゃないとか、つまらいこと言わないでよ。STARMARIEなんか好きなんですよ。キャッチーなメロディ、素直な発声、そして、変な歌詞w 今度ついにライブを観る。たのしみ。




あと、セクシー系3曲。AOA韓国のグループです。西川貴教の正しい使い方ですよねw この曲かなり好き。





昨年12月発売分から3曲。℃-uteのアルバムは聴いてなかったんですけど、その中の1曲『羨んじゃう』。最高にかわいい。作詞:児玉雨子、作曲・編曲:YASUSHI WATANABE。最新シングルからは『Summer Wind』。これも大好き。こっちはつんく♂さん。




4人になった東京女子流。『リフレクション』は昨年12月に出たアルバムのタイトル曲。めちゃくちゃかっこいい。作詞:カミカオル、作曲:Cho Sung Hwan, Noh Young Won、編曲:中村祐介。あヴぁんだんどは11月30日発売のミニアルバムから『点滅ばいばい』。作詞:最果タヒ、作編曲:佐々木二郎。




どうですか? いい曲いっぱいありますよね。まだ、アルバムで聴いてないグループとかもあるので、年末は大変だな。ベスト20になるかも。

 

2016-06-21

渋谷系とデータベース消費2

データベース消費」という概念を使って「渋谷系」について考えます。東浩紀動物化するポストモダン』(2001、講談社)に「データベース消費」がまとめられて以降、既にいろんな方々がいろんな分野で議論されているようです。でも、それを追い出すと溺れてしまいそうなので、そっちは後回しにします。ゼロ年代批評というのもそうみたい。きょうは東さんの『動物化するポストモダン2』を使って「オタクポストモダン的な文化集団である」について勉強します。前回のは以下のリンク先にあります。



渋谷系データベース消費1

http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20160618/1466189435

東浩紀さんの「データベース消費」という言葉を使えば、「渋谷系」を説明できるんじゃないか? そんなことを思いつきました。(中略)つまり、渋谷系においては、リリースされた曲を聴いた時に、その元ネタがわからなかったとしても、背後にあるレコード群の存在を感じながら聴いていたことになります。なので、それらの音楽には、世界最大のレコード市場があったと言われる「渋谷」の名が冠せられたのでしょう。渋谷に存在した膨大なレコードのイメージこそがデータベースだったわけです』


ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)

ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)


まず「ポストモダン」について解説された文章を読んでください。これ非常に重要です。少し長いですけど、すべて引用しておきます。ここを押さえておこないと後々おかしなことになるので、しっかり理解しておきたいポイントです。


ポストモダン化は、社会の構成員が共有する価値観やイデオロギー、すなわち「大きな物語」の衰退で特徴づけられる。十八世紀の末から一九七〇年代まで続く「近代」においては、社会の秩序は、大きな物語の共有、具体的には規範意識や伝統の共有で確保されていた。ひとことで言えば、きちんとした大人、きちんとした家庭、きちんとした人生設計のモデルが有効に機能し、社会はそれを中心に回っていた。しかし、一九七〇年代以降の「ポストモダン」においては、個人の自己決定や生活様式多様性が肯定され、大きな物語の共有をむしろ抑圧と感じる、別の感性が支配的となる。そして日本でも、一九九〇年代の後半からその流れが明確となった。(『ゲーム的リアリズムの誕生』P18)


会社のイメージが「終身雇用」から「社畜」に変わったのもそうですよね。あと、前に『ジャニーズの教科書』を書いたときに、SMAP編でシングル『はだかの王様』(1996)から『らいおんハート』(2000)までで立派な大人への成長モデルが提示されていると書きました。「大きな物語の衰退」によって、どんな大人になればいいかわからなくなった時代に、SMAPを使って成長モデルを提示しようとした人がいたわけです。繋がった!


ジャニーズの教科書。まとめ

http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20150921/1442805451


大きな物語の衰退」と言うが、日本ではナショナリズムや伝統の復活を願う声は高まっているし、映画、小説など、緻密な設定と重厚な世界観をもつ長大な物語はいまも求められ続けている。また、インターネット上には世界中の人々が投稿した無数の大きな物語が氾濫しているんじゃないか?


ポストモダン論が提起する「大きな物語の衰退」は、物語そのものの消滅を論じる議論ではなく、社会全体に対する特定の物語の共有化圧力の低下、すなわち、「その内容がなにであれ、とにかく特定の物語をみなで共有すべきである」というメタ物語的な合意の消滅を指摘する議論だったからである。

 ポストモダンにおいても、近代においてと同じく、無数の「大きな」物語が作られ、流通し、消費されている。そして、それを信じるのは個人の自由である。しかし、ポストモダン相対主義的で多文化主義的な倫理のもとでは、かりにある「大きな」物語を信じたとしても、それをほかのひとも信じるべきだと考えることはできない。』(『ゲーム的リアリズムの誕生』P19)


マーケティングって言葉が力を持ち出したのも、そうやってバラバラになった消費者を束にする必要からなんでしょうね。「あなたはこんなに不潔ですよー」って脅して来るCMとかね。しかし、このポストモダンについての文章を読んでいると、現在の音楽状況の説明にもなっている気がしますよね? 昔だったら、ビートルズストーンズから入って、みたいなことはあったと思うんですけど、現在は洋楽を聴かずに売れ子になっているミュージシャンも多いですからね? 教典がなんであるかは人それぞれって感じです。




HIPHOP渋谷系ポストモダンの音楽であることがわかります。そう言えば、小沢健二渋谷系当時、体系的に音楽を聴いていないと発言していた記憶があります。次回は「オタクたちに好まれるライトノベルとはどのようなものか?」です。

 

2016-06-20

℃-uteのライブビューイング観て来た。

当日券で行きましたが、ほとんど埋まってて焦りました。きょうはちゃんと研修生『わっきゃない(Z)』から観ましたよ。つばきファクトリー『私がおばさんになっても』のカヴァー。正直、森高さんなら他の曲にすればいいのにと思ってたんですけど、かわいくてよかったですね。



℃-ute『羨んじゃう』、めちゃめちゃいいですね。℃-uteはもっとかっこいい感じのライブをしてるのかと思ってたので、かわいいこの曲以降引き込まれました。ライブ全体の構成も素晴らしかったですね。『Summer Wind』をもっと凄みを効かせてやってくれたら完璧だったけど、十分満足できるライブでした。凄くよかったです。



そう言えば、先週はアップフロントの大先輩w 五木ひろしのライブに行ってきました。スーパーにときどき演歌系ライブの割引券が置いてあるんです。石川さゆりは行けなかったんですけど、今回は観ることができました。夜の部は1500円。京都ロームシアターなので3階席でもよく見えました。


うまいとは思ってましたけど、生で観たら本当にうまかった。完璧にコントロールされた歌唱。マイクの距離で歌に強弱つけたりする。凄いですね。歌う姿もかっこよかった。ソウルシンガーって感じでしたからね。でも『夜明けのブルース』『夜空』はもっとタイトなリズムで聴きたかったな。かっこいい曲ですもんね。五木さんはかなり音楽を聴いてる人ですから、ファンの好みに合わせておられるんだろうけど。また観たいです。



AKB総選挙、毎年恒例の露骨な「視聴率粉飾」に批判殺到! オワコン説そのままに、多くの人は「え、今日なの?」

http://news.livedoor.com/article/detail/11664519/

『『AKB48総選挙SP』(フジテレビ系)の視聴率が判明。平均視聴率17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と報じられ、高視聴率を獲得したと語られているのだが……。第1部(後6:30〜7:00)は6.2%、第2部(後7:00〜8:51)は8.7%であり、17.6%を記録したのは第3部(後8:51〜9:24)のみ。わざと途中で区切って数字を高く見せるという「技」は、最近のテレビではよく用いられる手法だが、AKB総選挙では昨年も同じような行為が行われ、ネットを中心に批判が噴出した。今回も「本当は平均10%程度じゃないか」「実質去年より下がってるな」「最高視聴率のところだけ30分だけで計算するな」と呆れたコメントが目立つ。無理やり高視聴率を謳うメディアに対する批判も大きなものとなっている』


て言うか、10%も観た人がいるんですか? どんだけ暇人なんだよ。まさか本当に投票で決めてると思ってるんだろうか? まあ、人が何観ようが勝手ですけどねw

 

2016-06-18

モーニング娘。'16 ft. 松岡茉優



『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』このドラマは一体なんだったのか? クラクラする最終回ではあった。ハロプロの女子ファンはどんな感想を持ったんだろ?

 

渋谷系とデータベース消費。

渋谷系について、説明を聞いてもよくわからないと言われることが多いですよね? 恐らく、ジャンルで語ることが出来ないからだと思います。「日本版アシッドジャズ」だと言い切る人もいるわけですが、いやいや、ネオアコもあれば、フォークも、ヘビメタも、ハウスも、HIPHOPもありましたよね? 説明を聞けば聞くほど混乱が深くなって行くようです。



渋谷系という言葉がつくられたのは1993年だそうですから、その言葉が出来た頃には既にいろんなグループが活躍していました。ジャンルもバラバラ、クオリティもまちまち。それらのグループをひとまとめに「渋谷系」というシールを貼付けて売り出した人がいたんでしょうね。田島貴男さんのように「俺は渋谷系じゃねえ!」と叫んだ人もいたでしょうけどw まあ、ファンからしたら、多くの人に聴かれて当然と思っていたでしょうし、その言葉を特別意識することもなかったはずです。個々のグループに思い入れがあったわけですしね。


古くからのファンの多くが渋谷系という言葉を使うようになったのは、ブームが終わった後になってからではなかったでしょうか。いや、外側の人と話す時には、便利だし多少は使っていたかもしれません。とは言え、やっぱり下の世代にビシッと説明してやりたいという欲はありますよね?


東浩紀さんの「データベース消費」という言葉を使えば、「渋谷系」を説明できるんじゃないか? そんなことを思いつきました。実は以前に、嵐⇒Hey! Say! JUMPという、ジャニーズのトップグループの人数が2倍に増えた理由を、データベース消費を使って説明しようと考えたことがありました。しかし、その概念を理解出来ているかが不安で断念しています。今回も不安はあるんですけど、渋谷系とのマッチングはそれよりイメージしやすいのでチャレンジしてみます。




渋谷系では、元ネタという言葉が非常に重要な意味を持っていました。例えば、フリッパーズ・ギターのヒット曲『恋とマシンガン』では、映画『黄金の七人』(1965、伊)のサントラが元ネタとして話題になりました。ですから、『恋とマシンガン』という曲を楽しむだけでなく、その裏に潜む元ネタも同時に楽しんでいたわけです。上の2番目の動画の35秒あたりから聴いてくださいね。


そんな昔の映画音楽に気づくのは、かなりの音楽通だけではないか? そう思われるかもしれません。たしかに、最初に聴いたときから元ネタに思いを巡らせたわけではありません。しかし、そう時間が経たないうちに音楽誌でもそのことが紹介されました。また、渋谷の大型レコード店ではフリッパーズのCDと共に元ネタのCDも再発され並べられていたのです。私も大阪の大型店にあったCDの紹介文で「フリッパーズの元ネタ」というような文章を見た記憶があります。


つまり、渋谷系においては、リリースされた曲を聴いた時に、その元ネタがわからなかったとしても、背後にあるレコード群の存在を感じながら聴いていたことになります。なので、それらの音楽には、世界最大のレコード市場があったと言われる「渋谷」の名が冠せられたのでしょう。渋谷に存在した膨大なレコードのイメージこそがデータベースだったわけです。


ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)

ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)


こんな雑な語り方でいいのでしょうか? いいわけありません。データベース消費についても説明が必要でしょう。東さんの書籍の流れを見ながら、以下の項目を抽出しました。それらを渋谷系に当てはめながら順番に考えて行こうと思います。まずはここまで。(つづく)

1. 時代背景:オタクポストモダン的な文化集団である

2. 研究対象:オタクたちに好まれるライトノベルとはどのようなものか?

3. 結論:結果としてどのような物語がつくられるのか?