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2016-09-27 思い出の「ホゲ〜ッ!」 このエントリーを含むブックマーク

ぼくの人格形成に多大な影響を与えた梶原一騎も、すでに没後30年近くとなり、若い世代ではまったく知らない人が多くなりました。googleで「梶原一騎」と検索しても、Wikipediaの本人項目の次に、娘が台湾マフィア誘拐殺害された事件についてのページがずらりと並ぶというありさま(地獄インターネットにおいては、若い女性被害に遭う事件は抜群のヒキを持つコンテンツとして「胸糞注意」「閲覧注意」などという惹句とともに消費されている)であります


かつては『巨人の星』や『愛と誠』『空手バカ一代』など時代リードする名作が綺羅星の如く並んでいたものですが、近年では読まれることも少なくなり、ぼくと同世代オタクと話していてもこの辺の作品はなかなか通じないというのが現状です。『巨人の星』の飛雄馬が高校中退プロに入ったことすら、最近では知らない人が多いという。


そんな現状にあって、梶原作品の中では決して評価が高いとはいえない『プロレススーパースター列伝』が、いまなおオタク共通語として生き残っているのはなんとも不思議きわまる事態

真面目な話、これってかなり不思議なことだと思うんですよね。『巨人の星』の牧場くんとかぜんぜん通じないのに、『プロレススーパースター列伝』の「まぁ火の酒テキーラをどうぞ」のおじさんはみんな知ってるわけですよ。超名作『あしたのジョー』はともかく、それと並んで読み継がれているのが、同じ話の使い回しが目立つ(とくにブッチャー篇とブロディ篇は出てくる敵レスラーまでほとんど同じ)『列伝』というのは謎の現象だよなあ。何が後世に残るか、なんてリアルタイムではわからないものなんですね。まぁオレも超大好きな作品であることに変わりはないんだけど。とにかく原田久仁信作画がすばらしいんだなあ。あと「ホゲ〜〜ッ!」は梶原作品の中でもこれにしか出てこないので、これも謎の言葉として後世に残ることでありましょう。


「ホゲ〜ッ!」大全 - 男の魂に火をつけろ! 「ホゲ〜ッ!」大全 - 男の魂に火をつけろ!

(もう6年前だよコレ……)

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2016-09-26 愛と童貞の粟立ち このエントリーを含むブックマーク

時代は2016年。とっくに40を過ぎたおじさんが、『キン肉マン』と『北斗の拳イチゴ味』のWEB連載を楽しみに読んでいるというのは異常事態というほかないですがが、まぁしょうがないよね。そういう人間、そういう人生なんですよオレは。


北斗の拳イチゴ味』も連載が長期化し、はや6巻。内容は安定のくだらなさで、「本編の単行本を見ながら真似して書く」作画ますます好調ギャグ漫画なのでキャラが死なないという特性を活かし、「シュウvsトキ」「「サウザーvsハン」さまざまなドリームマッチを実現させてきたこの作品ですが、6巻では「ユダvsリュウガ」という、誰も想像すらしたことのない組み合わせが実現します。あとおまけの宣伝漫画で「エヴァンゲリオンvsサウザー」もあります


南斗六星拳のうち、ひとりだけケンシロウの無想転生に入れないことを悩んでいたユダが、ケンシロウと戦うためのトレーニングとしてGOLANの大佐拳王軍のリュウガと戦う、というストーリーはもはや誰が喜ぶのかわかりませんが、ギャグ漫画であるイチゴ味ではユダは使い勝手がいいらしく、出番は多めになっております


また、ケンシロウへの報われぬ愛を秘めつつユリアに偽りの愛を向けるという、不毛な愛の生活を送っていたシンが、前巻で救出した天帝ルイ(子どものうちに救出したので目も健康)の保護者として「シンお兄ちゃん」と呼ばれるうちに新たなよろこびを知る、というあたりは、本編では全体の構想ができる前に登場し退場したため、不遇なキャラとなったシンへの救済という感じがします


思えば、慈母の星を背負って生まれ、幼いころからあらゆる男たちに慈愛のまなざしを向けてきたユリアが、ひとりだけまったくそ存在を認めず、ひたすらなじり続けたのがシンだったわけですよ。そういった、北斗初期キャラの悲哀を一身に背負ったのがシンなんだよなあ。ちなみにハート様天帝ルイの可愛らしさに目を細めていて、単なる優しくて太ったおじさんになっているのが味わい深い。「イチゴ味」では、あのジャギも「兄弟を恨み続ける不毛人生に嫌気が差し、善人になろうとするもののうまくいかず泣いている」といういいキャラになっているし、アミバすら真面目に医療行為をやっていて、トキから「使い方を間違えなければ人のためになる男」と評されているし、いまのところカイオウ以外のキャラクターはどれも基本的にそんなに悪人じゃないので、どの人物にも救済が用意されているといえなくもないというか。


あと、6巻では修羅の国からシャチがやってきて、ラオウに打倒カイオウを直訴するという展開もあるので、ストーリー的にはそろそろ大詰めという感じもしなくもないのですが、シャチには「一途な愛を熱く語る童貞」というキャラ設定が施されており、羅将ハンとのラブ問答がまた抱腹絶倒面白さなので、この辺もまた盛り上がりそうです。

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2016-09-25 イベント2連参加の日 このエントリーを含むブックマーク

昨日は、せんだい文学塾に多数のご来場をいただきまして、ありがとうございました。

講師先生方による講評・トークもたいへん楽しく、テーマだった「3人の書き方はこんなに違う」ということが、よく理解できる講座でありました。要するに、自分の書き方を自分で見つけることが大事だということなんだなあ。


で、講座の終了後には、泉区書店で開催された「みちのく怪談会」にも顔を出してまいりました。

(※写っている話者はぼくとは別の方です)



こちらも、話者それぞれに個性を出すことができた怪談会でありました。ご来場のみなさまには、心より御礼申し上げます。

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2016-09-24 せんだい秋の一大事 このエントリーを含むブックマーク

本日は、仙台文学館角田光代先生井上荒野先生江國香織先生のお三方講師に迎えて「せんだい文学塾」特別講座を開講いたします

世界中で迷子になって (小学館文庫)

世界中で迷子になって (小学館文庫)

赤へ

赤へ

きらきらひかる (新潮文庫)

きらきらひかる (新潮文庫)

たいへんな大混雑が予想されており、スタッフ一同、開始前から青息吐息となっておりますが、がんばりますのでどうぞよろしくお願いします

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2016-09-23 死亡的遊戯 このエントリーを含むブックマーク

炎上芸人長谷川豊が「透析患者を殺せ」とブログ煽動した件で、一般社団法人全国腎臓協議会が、抗議を表明しました。


長谷川豊氏に抗議文を送付しました。 - 一般社団法人全国腎臓病協議会(全腎協) 長谷川豊氏に抗議文を送付しました。 - 一般社団法人全国腎臓病協議会(全腎協)


まぁ、当然の対応でしょう。ネット炎上するだけではもう済まされないフェイズに入ってきたということです。今後どういう対応をしていくのかなあ。


ところで、一連の流れを追っていて、ブックマークコメントで知ったのですが、長谷川豊は「医信」という若手医師による一般社団法人理事をつとめているんですね。


一般社団法人 医信 一般社団法人 医信


長谷川公式ブログ患者攻撃し始めたのが、この法人の創設レセプションパーティが開催された直後からというタイミングなのも何とも味わい深いです。

この法人フェイスブックアカウントもあるのですが、そこのポストがまたひどいんだ。


一般社団法人「医信」 - タイムライン | Facebook 一般社団法人「医信」 - タイムライン | Facebook

スクリーンショット

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仮にも医療従事者の社団法人が、公式ポストで書ける内容じゃないですよね。何このスタンプ。ブルース・リーはこんな使い方をしていい人物ではないッ!!!



いくら「いしん」だからって、発音が似ている人たちの真似をしなくてもいいと思うんだけどね。


で、この法人代表理事が院長をつとめる、提携クリニックがこちら。


提携クリニック – 一般社団法人 医信 提携クリニック – 一般社団法人 医信

http://okegawa-mc.jp/index.php


病院サイトには「診療科目」というページもあるので、そこを見てみましょう。


http://okegawa-mc.jp/html/subject.html

内科

診察日:毎日

診療時間:午前 9:00〜12:00 午後14:00〜18:00

内科では、身近にある「風邪症状」や、高血圧糖尿病などの生活習慣病から肺疾患、膠原病心臓疾患に至るまで幅広くご対応させていただきます

当院の医師は、総合内科の他に、呼吸器内科老年病科、糖尿病内分泌内科神経内科と多岐に渡ることでお互い連携し、きめ細やかな診療を行います。

糖尿病内分泌内科もあるのか……。ま、多くは申しません。ただ、「味わい深い」という言葉のみを捧げたいと思います。いつ「長谷川理事個人的見解であり、当法人公式見解ではありません」と言い出すか楽しみだなあ。