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2018-01-15 おわりの一歩 このエントリーを含むブックマーク

さて、今年も既に半月が過ぎ去りましたね。


去年から、たまに書くといいつつほぼ告知しか打たない廃墟となってしまったこブログではありますが、たまにはとくに意味もなくダラダラと思いついたことを書くのもまたよし、ということで今年最初エントリを。


というのも、ボクシング漫画金字塔である皮肉でもなんでもない)『はじめの一歩』が、ついに完結を匂わせる展開になってきたことですよ。

はじめの一歩(119) (講談社コミックス)

はじめの一歩(119) (講談社コミックス)

ここ数年ずっと引き延ばしてきた、一歩のパンチドランカー疑惑がついに決定的になり、引退がほぼ確定したといっていいでしょう。

単行本が70巻を過ぎたあたりから試合展開の引き伸ばしが顕著になり、往年のファンがどんどん離れていったこ作品ですが、ここ最近ドラマがしっかり動いているので、オールファンにもまた読み直してほしいと思っております


思えば、ボクシング漫画主人公パンチドランカーになることは珍しくありませんが、たいていは症状を隠して戦い続け、世界チャンピオンを倒す(もしくは圧倒する)ものの、その代償として廃人になる、的な終わり方になりがちでした。そもそも物語クライマックスとしては、栄光絶頂で終わるか、または破滅で終わるというのが定石であります

B.B(31) (少年サンデーコミックス)

B.B(31) (少年サンデーコミックス)

しかし、旧来のボクシング漫画とは一線を画すリアリティが魅力だった『はじめの一歩』ですから、ここは新しいエンディングを持ってきてもらいたいですね。ボクサーがちゃんと引退する漫画、って読んだ記憶がないので、そこをしっかり描いてほしい。会長コミッション引退届を出して、一歩が会長に「長い間お世話になりました!」とあいさつをして、ちゃんと社会人として生きていく終わりにしてほしいですね。作者の森川ジョージには、自らボクシングジム経営して、かつてスター選手だった高橋ナオト会長に起用するものの、素行の悪さが目に余ったため訣別するという経験がありますから、一歩にはナオト反面教師として、釣り船屋としてしっかり働く人になってもらいたいものです。


だいたい今までの展開と、漫画お約束を踏まえて考えると、最終回はこんな感じになると予想します



うーん……「カーンオチってのは、あまりにもベタすぎるかなぁ。

とはいえ、一歩が引退した途端にパンチドランカーが急速に悪化して、釣り船から落ちて亡くなるなんてのはやめてほしいし、引退撤回して廃人になるまでリングに上がり続ける、なんてのは論外だし、一歩がトレーナーの道を歩み始めてまたダラダラ続けるというのもイヤだ。そもそも一歩の性格からいって、あいつ指導者に向いてないし。


あとは、結婚した一歩と久美の間に、間柴そっくり赤ちゃんが生まれるってのも捨てがたいが、30年続いた漫画オチがそれってのもちょっとね。


ていうか、『はじめの一歩』は1989年に連載が始まってるので、来年で30周年なんですよね。たぶん、一歩が引退することになっても、30周年まではまたダラダラ引き延ばすんだろうなあ、という悪い予感もあったりするのです。

2017-12-31 映画オールタイムベストテン2017:落穂拾い このエントリーを含むブックマーク

さて、前回の結果発表から一週間ほど間が空きましたが、恒例の「1点映画」「5.5点映画」(順不同でひとりだけ投票した映画)をここで発表します。


映画オールタイムベストテン2017:1点映画

名作・傑作・怪作が並ぶ中で、『Mr.Boo!』シリーズが2本、別々の人から挙げられているのが印象的なラインナップでした。


映画オールタイムベストテン2017:5.5点映画



こちらも名画・珍作が勢揃い。順不同投票映画愛の強い人が集まる傾向があり、余計にマニアックな作品が挙げられることになります。『二十四の瞳』と『徳川セックス禁止令』が同点、というのはうちのベストテンでないと発生しない事態でしょう。なお、この作業中はタイトルしか見ていないので、『クラッシュ』がクローネンバーグのほうなのかポール・ハギスのほうなのかわかりませんでした。

クラッシュ 《ヘア解禁ニューマスター版》 [DVD]

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クラッシュ [Blu-ray]

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年末のあいさつ

というわけで、このブログの2017年も終わりとなりました。今年は告知以外にほとんど更新がありませんでしたが、閲覧していただいたみなさまには心より御礼申し上げます。


ブログには書いていませんでしたが、今年のぼくにとって重大なニュースといえば、なんといっても大原優乃グラビアデビューですね。

Dream5のメンバーとして、紅白歌合戦にも出演した子ですが、在籍時は子どもっぽさを前面に出したイメージ戦略のため、こんなスタイルの持ち主だったとは思いもよりませんでした。

18歳とまだ若すぎるため、体型にもルックスにもやや幼さが残っていますが、それもまた人生における一時期にしか出せない味わいである、といい方に解釈しましょう。

南国生まれ(鹿児島県出身)らしい小麦色の肌と、チャイドルあがりらしい化粧っ気の薄いメイクのおかげで、可愛らしい笑顔ちょっとローマン・ゴンサレスに似て見えることもあるのですが、まぁこれはロマゴン可愛いから仕方ないということにしましょう。


Fカップという胸の大きさのみならず、手足や胴体のむっちりとした肉付き(かつてナンシー関瀬戸朝香をそう評したように、胴体が薄くなく、断面が丸い感じがする)、ウエストから腰にかけてのライングラビアアイドルとして理想的といえます。身長154cmと背は高くないものの、胴が短いためボリューム感が出ています。これは努力ではどうにもならない、天賦の才ですね。同じ元Dream5日比美思グラビア活動をしていますが、彼女身長167cmと長身で、全体に細身なので、ビキニを着るとトップとボトムの距離が離れており、やや間延びした印象を受けるのが残念なところです。なお、リーダーだった重本ことり暴露本的な自伝で「ライブのお客はみんなジバニャン目当て」と書いていたのがなんとも可哀想でありました。

黒い小鳥

黒い小鳥



何はともあれ、今年も一年おつきあいくださいまして、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2017-12-24 映画オールタイムベストテン2017:結果発表 このエントリーを含むブックマーク

10月31日から12月17日まで募集した「映画オールタイムベストテン2017」には多数の投票いただきまして、まことありがとうございました。


総計119名のみなさんにご参加いただき、723本に及ぶ映画リストアップされました。


今回も破壊屋さんのヘルプいただき(というか、集計作業はほとんど破壊屋さん任せでした)、集計が完了いたしましたので、では結果を発表いたします


1位:マッドマックス 怒りのデス・ロード 168.5点 得票数25


2位:この世界の片隅に 114点 得票数18


3位:シン・ゴジラ 82点 得票数16

シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

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4位:ブレードランナー 77.5点 得票数11


5位:スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 71.5点 得票数10


6位:バック・トゥ・ザ・フューチャー 68.5点 得票数


7位:ダークナイト 68点 得票数10


8位:桐島、部活やめるってよ 63.5点 得票数

桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]

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9位:悪魔のいけにえ 62.5点 得票数10


10位:ロッキー 58.5点 得票数



これまでのテーマベストテンで上位に入賞した作品群が、ノンジャンルの今回も順当に入ってきました。「戦争映画」1位の『この世界の片隅に』、「SF映画」2,3,4位の『ブレードランナー』『BTTF』『SW Ep4』、「ゼロ年代」1位の『ダークナイト』、「ホラー映画」1位の『悪魔のいけにえ』、「スポーツ映画」3位の『ロッキー』が再ランクインを果たしております


そんな中で、2015年の『マッドマックスFR』がぶっちぎりの1位というのはやや意外でしたが、それだけ力のある作品だということは間違いないでしょう。シンプル物語の中に込められた古典的モチーフ現代人間観、ビザール世界観と圧倒的なヴィジュアル、そして息もつかせぬ壮絶なアクション映画という文化の精髄であります


また、このブログの読者層からいって不利かと思われた青春映画桐島、部活やめるってよ』が8位に入賞したというのは、10年前では考えられなかったことで、ネット映画クラスタ世代交代が進んでおるのだなぁ、と思わされたのでありました。もし「青春映画ベストテン」をやったらぶっちぎりの1位になっただろうなぁ。やらないけど。

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)


11位から下はこんな感じです。


古典的名作から新しい作品まで、バランスよくランクインした結果といっていいでしょう。


というわけで、今年もご参加いただきまして、ありがとうございました。

余裕があれば、次は恒例の「1点映画特集」をお届けしたいと思います

RASRAS 2017/12/24 18:04 なぞなぞ認証機能が上手く働かず投票できませんでした。他のエントリのコメントも数ヵ月ぐらい?同じ状態が続いていました。
割りと新しい作品が並んだのは、映画ファンにとって良いことですね。

joshjosh 2017/12/25 00:22 集計おつかれさまでした!

ブラウブラウ 2017/12/26 18:39 おつかれさまでした。

私は今回投票を見送ったんですが、「1点映画」でもいいので
デビッド・リンチ「エレファント・マン」と黒澤明「生きる」は
今回記録に残すべきだったと、若干後悔しております。
どっちもたいがい古いんですけどね〜(苦笑)。

2017-11-17 今月の告知 このエントリーを含むブックマーク

さて、今月の告知をここで。


今月の講師(せんだい文学塾・山形小説家ライター講座 共通

角田光代(かくた・みつよ)先生

 1990年に『幸福遊戯』で第9回海燕文学新人賞を受賞。2005年に『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞。他にも数多くの文学賞を受賞しており、『八日目の蝉』『紙の月』『キッドナップ・ツアー』など映像化作品も多い。2017年9月より全三巻に渡り発刊される『源氏物語』の新訳は長編小説執筆を休止して挑んでいる。


井上荒野(いのうえ・あれの)先生

1989年、『わたしのヌレエフ』で第1回フェミナ賞を受賞。2008年『切羽(きりは)へ』で第139回直木賞を受賞。2013年には『つやのよる』が『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の題名映画化されている。最新作は『あなたならどうする』。

あなたならどうする

あなたならどうする


江國香織(えくに・かおり)先生

 1987年の『草之丞の話』で童話作家として出発、『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様ボート』などの小説作品で人気を得る。2004年、『号泣する準備はできていた』で直木賞受賞。詩作のほか、海外絵本翻訳も多数。最新作は『なかなか暮れない夏の夕暮れ』。

なかなか暮れない夏の夕暮れ

なかなか暮れない夏の夕暮れ


せんだい文学


山形小説家ライター講座


この講座について

2017-11-02 震災と文学 2017年度後期 このエントリーを含むブックマーク

アクセスが伸びているうちに、催し物の告知です。

東北学院大学地域共生推進機構 連続講座〈震災文学2017年度後期 

11月10日(金) 18:00〜19:30 

さかな記者がみた石巻の6年」

高成田享 仙台大学教授

11月17日(金) 18:00〜19:30 

仙台文学賞を 仙台短編文学賞ことはじめ」

土方正志 荒蝦夷代表

大和田雅人 河北新報出版センター取締役出版部長

川元茂 プレスアート編集部長


12月18日(月) 18:00〜19:30 

近現代史における〈災後〉をいかに考えるか」

御厨貴 東京大学先端科学技術研究センター客員教授

2月9日(金) 18:00〜19:30 

未来を祀るために 未来神楽をめぐって」

 和合亮一 詩人


◎会場/東北学院大学 土樋キャンパス ホーイ記念館ホール(地階)

◎受講料/無料(どなたでも受講できます

【申込方法】氏名・年齢・住所・連絡先(電話番号メールアドレス)、受講希望日を明記の上、ハガキ、FAXまたはEメールにて下記までお申込みください。

【お問合せ・お申込】東北学院大学 地域共生推進課 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1

TEL:022-264-6562 FAX:022-264-6522 Eメール:kikou@staff.tohoku-gakuin.ac.jp

主催東北学院大学地域共生推進課  企画・コーディネート■有限会社荒蝦夷

※上記のほか1講座を予定しております。詳細は決まり次第お知らせいたします。


講師略歴】

高成田享たかなりたとおる)

1948年岡山県生まれ。仙台大学教授東京大学経済学部卒業朝日新聞社アメリカ局長、同論説委員などを経て、2008年1月から2011年2月まで同石巻支局長。同年4月より東日本大震災復興構想会議委員単著に『さかな記者の見た大震災 石巻讃歌』(講談社)、共著に『ディズニーランド経済学 増補版』(朝日文庫)、『話のさかな コラムで読む三陸さかな歳時記』(荒蝦夷)など。『石巻学』(石巻プロジェクト荒蝦夷)に「石巻さかな列伝」を連載中。NPO法人東日本大震災こども未来基金理事長なども務める。

さかな記者が見た大震災 石巻讃歌

さかな記者が見た大震災 石巻讃歌


◆土方正志(ひじかたまさし)

1962年北海道生まれ。荒蝦夷代表東北学院大学文学部卒業荒蝦夷震災後の出版活動により出版梓会新聞社学芸文化賞受賞。著書に『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』(偕成社産経児童出版文化賞受賞)、『てつびん物語 阪神淡路大震災・ある被災者の記録』(偕成社/同入賞)、『震災編集者――東北のちいさな出版社荒蝦夷〉の5年間』(河出書房新社)など。仙台短編文学賞実行委員会代表

大和田雅人(おおわだまさと)

1960年宮城県仙台市生まれ。河北新報出版センター取締役出版部長中央大学商学部卒業河北新報報道部記者編集委員論説委員を経て2016年から現職。著書に『四ツ谷用水光と影 仙台・消えた遺産を追う』『よみがえる仙台建築 戦災から10年』、共著に『仙台藩ものがたり』(以上、河北新報出版センター)。仙台短編文学賞実行委員会

◆川元茂(かわもとしげる

1967年宮城県石巻市生まれ。プレスアート編集部長東北学院大学法学部卒業リクルートを経て仙台プレスアート入社し、『せんだいタウン情報S-style』『COLOR』『Kappo仙台闊歩』各編集長を経て現職。仙台宮城東北の魅力を再発見するべく、現場感覚を大切にしながら地域に密着した雑誌づくりを続ける。仙台短編文学賞実行委員会事務局長

震災編集者:東北の小さな出版社・荒蝦夷の5年間

震災編集者:東北の小さな出版社・荒蝦夷の5年間


御厨貴(みくりや・たかし

1951年東京生まれ。東京大学先端科学技術研究センター客員教授東京大学法学部卒業政策研究大学院大学教授東京大学教授を経て現職。専門は政治史オーラル・ヒストリー東日本大震災復興構想会議議長代理復興庁復興推進委員会委員長代理歴任。主著に『政策総合権力 日本政治戦前戦後』(東京大学出版会サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目 危機時代リベラリスト』(中公文庫吉野作造賞)、『権力の館を歩く 建築空間政治学 』(ちくま文庫)、『政党政治はなぜ自滅したのか? さかのぼり日本史』 (文春文庫)など。


和合亮一(わごう・りょういち)

1968年福島県福島市生まれ。詩人福島大学教育学部卒業。『AFTER』で第4回中原中也賞、『地球頭脳詩篇』(共に思潮社)で第47回土井晩翠賞を受賞。東日本大震災直後からツイッターで発した言葉詩集3部作『詩ノ黙礼』(新潮社)、『詩の礫』(徳間書店)、『詩の邂逅』(朝日新聞出版)に結晶。ほか『詩の礫 起承転転』(徳間書店)、『廃炉詩篇』(思潮社)、『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(徳間書店)、『生と死を巡って 未来を祀るふくしまを祀る』(イースト・プレス)など著書多数。

昨日ヨリモ優シクナリタイ

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