今年も桜の開花シーズンを迎え、京都も花見の観光客でごった返す時期に。去年も、市内各所の花見スポットを訪れたが、やはりどこも混雑していて、混雑したところに行くのも億劫。かといって、見ないのももったいないので、今回は趣向を変えて、あるルートを辿りながら京都の桜を楽しむことにした。 そのルートとは、琵琶湖から京都市内に水を運んでいく、琵琶湖疏水の経路の1つである疏水分線。蹴上から分岐し、哲学の道を進んで、銀閣寺。一乗寺を経由。さらに、高野川を越え、松ヶ崎、賀茂川も渡り、終点は堀川紫明まで辿る、全長約10kmの道のりだ。 biwakososui.city.kyoto.lg.jp 去年、同人誌の資料収集…